2022年11月7日月曜日

とんでもない記録が出たMリーグ

さてさて、サッカーに野球にボウリング視聴の話題を続けて来たが、今夜は麻雀の視聴にハマってしまった。週に4回1日2半荘、月火、木金夜の19時ごろからプロのチーム対抗戦「Mリーグ」で、10月からの半年間、ネットのAbemaTVで放送されている。

毎回視聴するわけではないが、19時過ぎに、たつやましたDrから「今夜の第1試合は、黒沢咲さんが登場です。鈴木たろう、渋川難波とどう戦うか楽しみです」と来たのでクリックしてみた。全8チームの中で「チーム雷電」は毎年負け続けているが、今年はまずまずの出だしで、4人のメンバーの中で唯一女性プロの黒沢咲が登場でたつやましたDrも「応援しましょ」ってことだ。私もどのチームが推しというわけではないけれど判官びいきで「雷電」を応援している(ちなみにテルは「渋谷ABEMAS」推しだ)。

来客があったので本格的に観戦しだしたのは20時過ぎからだった。黒沢咲は序盤に大きな手を上がったようでトップの位置だった。ほうほう、このままおとなしく進めば1位を取れるのでは・・と眺めていたが、そうは問屋が降ろさなかった。途中、実力者の鈴木たろうが親で連チャンし6万点を越えるトップ目でオーラスに入った時点ではそのまますんなりたろうのトップで終わるだろうと思われた。たろうのチームの「赤坂ドリブンズ」の控え室を私はYouTubeで他のメンバーは皆余裕の表情だった。だがしかしー。実はこの半荘、開催5年目を迎えたMリーグでとんでもない記録がいくつも出る羽目になったのだ。

オーラスの親番に当たっていた黒沢咲がこのあと何と10連荘も続け、親マン、親マンと怒濤の上がりで7万点ほども上乗せし11万点を越え11万2700点の大々トップのMリーグ記録を作ってしまった。逆に今期新加入の「KADOKAWAサクラナイツ」の渋川難波はやることなすこと放銃の役を押しつけられ箱下マイナス4万点というこれもMリーグの最低得点記録を作ってしまった。そして総対局数26局、半荘時間3時間28分はいずれも過去の記録を大きく上回った。我々がやる半荘の2、3倍分だよ。

黒沢の連荘が続いていた時に、私とたつやましたDrはLINE上でやり取りしていた。「黒沢さんよく手をつくるなあ、またリーチだ」時刻は21時55分で私が「とにかく長いなぁ(それでも)黒沢逆転できるかなぁ」と勢いもそろそろではと書くと、たつやましたDrは「試合長過ぎ 黒沢さんしなくてもいいリーチしたら全員オリた」「すごいわ、もう黒沢さんがトップでいいと思うし、どうやっても黒沢さんがトップとるとしか思えない」とのつぶやきが・・。この時点ではまだたろうがトップだった。そしてトップ目同士のリーチ合戦になりラス牌の4索をたろうが持ってきて黒沢に放銃、これで勝負あった。あったのだが、Mリーグルールではオーラスは子が上がらないと終了しない。そこから黒沢の連荘が続いた。
そこでふと、私がある事実に気がつき、たつやましたDrにLINEを送った。「Mリーグ見ないサブアラドが(天鳳)打ち始めた」と。これに、たつやました、大笑い。だいたいこの時間帯に毎日飽かずに打ち始めるんだよねぇ、サブアラド(笑)。
結局、半荘終了したのは22時半ごろで見ている方も疲れたわ。でも日吉辰哉(一応麻雀プロ)の実況は楽しくて視聴者のあおり方もうまくて途中はどうしても見入ってしまう。名言迷言も多く、今夜の最後のあたりは「江戸時代より長い黒沢時代がー」とか叫んでいたような・・(笑)。

一人大被害を被った渋川難波は対局後のインタビューでそれでも「Mリーグに参加して一番良く打てた半荘だったが・・」との感想だった。そして本日2回目の半荘に予定の岡田紗佳と交代して連続出場し、今度はトップを取った。大負けしたから弱いわけではないのだ。そう、今日の半荘に出た渋川と鈴木優の二人の麻雀本を買ったことがある私は彼らが4位3位だからといって弱いなんてこれっぽっちも思っていない。どんなに強くても大負けすることがあるのが麻雀というゲーム。負けてもそこが分かっている渋川難波プロにも感心した麻雀観戦であった。

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