2022年11月25日金曜日

ゴミ拾い批判をする人たちって、こんな人

W杯での話題。

日本人サポーターが試合終了後にゴミを拾ってから帰ったとか、選手ロッカールームもきちんと整理掃除されていたと、まあ賞賛の声が上がっていたところ、前東京都知事の舛添要一氏(73)が25日、『日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ。身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない』とツイートし、日本人が清掃をすることによって、現地の人の仕事を奪ってしまうという主張をしていた。

これを聞いて、ハア?と思った。バカかとも思ったよ。表面的な物知り顔でこの人はしゃべっているんだなとも思った。本来、ゴミ拾いなんて誰もしたくはないのよ。身分が低い人の仕事がなくなるだって?世界中の人たちがゴミ拾いが当たり前のようにやってくれたら世の中はきれいになるし、ゴミ拾いの仕事をしている人たちももっと良い仕事、創造的でやりがいのある仕事に就くチャンスも増えるってもんだ。アメリカの学校では氏と同じような発想なのか、「その仕事をやる人がいるから、子どもは勉強をするのが主だから」などと子どもたちに掃除をさせないため、学校はゴミで結構散らかっているそうだ。さらに大王製紙元会長の井川意高氏(58)も24日から25日にかけて清掃について批判するツイートを繰り返しているとか。↓上、舛添要一氏。下、井川意高氏。

だが、清掃を行う様子は「BBC」や「デイリー・メール」など複数の海外メディアも取り上げて賛辞を送っていて、ドイツ戦終了後には会場のボランティアスタッフたちが、清掃する日本サポーターに感謝の言葉を伝えていたという。カタールの運営委員会も「感銘を受けた」として、ゴミ拾いを行った日本サポーターを表彰したとか。あるスポーツ紙記者は、「日本人サポーターが現地会場を自主的に清掃することは、過去大会でも取り上げられてきて、「日本人が仕事を奪っている」と国際問題に発展した事例は今のところ聞いたことがありません」と。

当たり前でしょ。別に日本人は感謝してもらいたくてやっているわけではないはず。外国人が日本に来て驚くことの代表が「街にゴミがほとんど落ちていない」ということだそうだ。それってゴミ拾いの人たちがやっているのか?そうしなくても日本ではゴミは片付けるという習慣が根付いているからだ。そしてゴミがなくなって気持ちがいいのは外国人も日本人もいっしょなんだ。最近よく言われるSDGsの精神にも合致するはずよ。世界の人にこの習慣を根付かせてもいいくらいだろう。

桝添氏は公私混同の金遣いで都知事を辞任、大王製紙の井川意高氏もカジノでの損失に会社の金を使うという背任事件で辞任させられたんじゃなかったっけ。はあ分かった。こんなトンデモ発言、そんな人たちだからかー。無視してよし!

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