2022年11月9日水曜日

天才の中の天才といえば

近頃は何か分野で優れた業績や成績を残すと、その達成した人に「天才だ」なんてよく人は評価を与える。サッカーの天才、ピアノの天才、将棋の天才、はてはかなりのイケメンを顔天才などという言い方も出てきている。もはや天才の大安売りのような気がして、〇〇の天才ともてはやされてもいつの間にその名を聞かなくなるって人も出てくる。

そんないろんなあまたの天才の中でも私がいの一番に天才だと思うのは音楽の天才モーツァルトだ。モーツァルトが天才だというのに異論のある人はいないだろう。幼い頃からの卓越した演奏技術は現代人は見ることができないから伝説だーなんて見方も出来るが、作曲された曲がオペラでも室内楽でも交響曲でも宗教曲でも様々な分野で今だに演奏され聴かれ続けている点がすごい。

30歳代半ばと若くして亡くなったのが本当に惜しまれる。もっと長生き出来れば人類にとっての宝(モーツァルトの曲)がもっともっと多く残されただろうし、あるいは現代に生きていたら、浪費癖があったとしてもお金に苦しむことなく作曲の印税だけで音楽に専念出来ただろう。ロックにジャズにヒップホップに演歌にどの分野でも名曲を残しただろうと思われる。

私がもし過去にタイムマシンに行けたら晩年のモーツァルトは何らかの病気だったろうから医師として何か救える手立てがあればして上げたいとさえ思う。そんな私だからたまに聴くクラシックではモーツァルトが多い。大学生になった頃、交響曲40番を初めて聴いてからかな(ちなみに今では41番の方が好き)。オペラ「フィガロの結婚」第2幕でケルビーノが歌う「恋とはどんなものかしら」など、え?これが江戸時代に作られた歌なの、現代のポップスで歌われても素敵だーなんて思ったりもした。

最近、YouTubeで「厳選クラシックチャンネル」というクラシックを紹介するチャンネルがありナビゲーターのnakoさんが有名クラシック曲や作曲家を分かりやすく紹介解説している。そこでモーツァルトの生涯と名曲も出ていて、それを聴いているうちに日記ネタなった。→https://youtu.be/2mMkniCC2eI
秋の夜長、またモーツァルトでも聴いて過ごそうか。

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