2022年10月8日土曜日

庶民はそばの「食べ放題」

今日は何の日?「そばの日」なんだって。

約2500店が加盟している東京都麺類生活衛生同業組合が制定し、日付は、新そばの時季を迎えるのが10月であり、10=十は「そ」、8=八は「ば」と読めることから。美味しいそばをもっと多くの人に味わってもらうことが目的なんだそうだ。

まあそんな由来はカールにとってはどうでもいいこと、それより「今日は吹上庵&左膳でそばの『食べ放題』があるんだって。絶対、行こぉう」とあらかじめ決めていた。去年もカールは行ったが、平日でしかもコロナのせいで350円で盛りそばとかけそばのセットのみという方式だったそうだ。お得だけど食べ放題よりは有り難みが少ない。いつもより開店時間が早く午前10時からということで9時過ぎには出かけることになった。今回は税込み500円で盛りそばとかけそばどちらも食べ放題ということで南日本新聞にも大々的に宣伝していた。カールは朝ご飯は完全抜きで、私も小腹用のチョコを数枚食べただけで、いざ食べ放題へ!

そうそう、昨日、このことをサブアラドDrに電話で話すと、「あ、それは人が多くてすごいよ。駐車場も入れなかったり、1時間以上待ったりと大変。とにかく客が多くて・・」と食べ放題の日は避けた方が無難と力説していた。これにカールは「サブアラド先生はおぼっちゃんだから食べ放題なんかには行かないわよ。きっと一度も行ったことがないと思う」と言う。しかし、話しぶりからは一度行ってひどい目に遭ったようだが・・。「覚えていない?前に大隅の雄川の滝の行く話をテルくんがしたら、渋滞するから大変だとか、大隅からの帰りは曽於の道の駅に行くと何々があるからいいとか一生懸命話してくれるんだけど、後で聞いたらどちらも本人は行ったことがなかったじゃない」と言われれば、確かにそうだった。私たちがどこそこに行こうとすると、人から見聞きしたことをやたらと教えたがる癖があるんだ。後で確かめたら食べ放題には「行ってないよ」とやはり。このお節介やろ・・いや、お節介おぼっちゃま!

ちょうど9時半頃には甲突川沿いの「左膳」に着いた。まだ駐車場には空きがあったがすでに並びが出来ていた。すぐにカールが待ち番号を引いてきたのだがもう42番だった。もう10分ほど早めに来ていれば10時開店の一番客の中に入れていた。結局、第1陣が食べ終わった10時半にようやく入店出来た。ま、その間は今はスマホって便利なものがあるから、UーNEXTで韓ドラを見て過ごしたんでそんなにイライラはなかった。
カウンター席に座り、まずは盛りそばを二人とも注文した。一人分は二段重ねである。追加すると一段ずつ持って来てくれる。そのあとかけそばも注文した。



もう、かけそばを食べるころからお腹はいっぱいになりつつあった。しかし、せっかくの食べ放題だ。「盛りそば、いかがですか〜」とせいろを抱えた女性店員が来たのでつい「一人分ずつお願いしまーす」と言ってしまった。私はさすがに満腹だったが、カールも「もうだめ、食べ切れない。こうなったら、罰ゲームみたい」と最後のせいろの分は半分も食べきれず、私が代わりに食べた。結局3人分近く食べたことになる。しかしーだ。カウンター席の一人で来ていた年配男性客をカールが見ていて「10人分は食べていたわよ」と小声で教えてくれた。みんなここぞとばかりに食べ放題を満喫していたんだね。↓は領収書。本当に二人で千円ポッキリだった。
帰りの車中でカールがきつそうにつぶやいていた。「そばが上まで来ていて車の振動次第で出てきそう・・」おいおい、後が大変だから吐かないでくれよ。私もこれまでで一番たくさんんそばを食べてお腹が苦しかった。いやはや「だからボクは食べ放題には行かないんだよ」とサブアラドDrの声が聞こえて来そうだったわー。

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