2022年10月7日金曜日

「感染症」はいつまで

外来のホントだ師長に言われた。「老健青雲荘のカワゾー施設長がですね『オマルさんが元気になっているんでこてる先生に碁を打ちに来て下さい』って言ってました」と。あはー、8月始めに青雲荘がコロナクラスターになり、オマルさんもコロナに掛かっていたので、1ヶ月は全く寄りつかなかった。9月に入って感染者もいなくなったのだけれど、今度は私の囲碁に対するモチベーションが下がってしまって、オマルさんとの対戦を避けていたのだ。きっと打ちたくて仕方ないんだろう。また近々打ちに行かねばナー。

午後はカールがオミクロン対応2価ワクチン接種のために青雲会病院に来ていた。2価ワクチンは病院も昨日から開始したばかりで、カールにも接種券が届いたばかり。「早く打ちたい」というので、私が代わりに予約希望すると、意外にも接種希望はそれほど多くなくすんなり出来た。コロナ禍も2年半以上過ぎ、接種も4回目だし、オミクロンはそれほど重症化しないと思われているのか、世間の関心はさほど高くないようだ。今度の2価ワクチンも翌日は注射痕付近の筋肉痛と倦怠感などの副反応は若干低いとはいえある。それでも早めにワクチンは打ちたいというカールの姿勢は一貫している。

今年の冬ははたしてコロナ第8波があるのか、南半球みたいにインフルエンザ感染が主体となるのか、まだ分からない。ただインフルエンザが流行ればコロナの第8波は来ないのではないか。感染の大きな流行ってのは不思議とどっちか一方のみが流行るというのを、この2年で私たちは経験した。あんなに毎年患者が発生していたインフルエンザがこの2年青雲会病院ではゼロだよ。あり得ない。それはともかく、現場では両方を調べるのかと思うと今から面倒な気分になる。

医療の分野にもいろいろあるが「感染症」にこれだけやきもきさせられるとは・・医師になって37年、全くと言っていいほど思っていなかったよ。

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