2020年7月8日水曜日

槍槓(チャンカン)マニヨー

今週は公私いろいろ用事を入れていたんだ。今日の夕方は霧島市立医師会医療センターで感染症のカンファレンスが予定されていたが来週に延期になった。明日は高校同窓7、8人で飲み会だった。明後日の金曜は串木野でのボウリングトリオリーグ予定で、同日夜にコジロDrの歓迎会がダ・クオーレで予定されていた。どっちかはキャンセルせねばならず私は歓迎会を断っていた。さらに土曜はいつものリアル麻雀のつもりだった。それがぜーーんぶ中止、もしくは延期になったのだ。そのわけはご存じ鹿児島県のコロナ感染一気増加のせいである。およそ、人と人が会って行われる行事、会合、スポーツにはコロナ感染のリスクが伴う。これだけ感染者が増えれば状態が落ち着くまで不要不急の人との接触は避けねばならないだろう。

朝は病院駐車場でドラーブスルー方式でのコロナ検査を職員がやっていた。鹿児島市でのコロナ検査がいっぱいいっぱいで当院に30人ほど依頼があったためだ。まるで宇宙服のような完全防護服で暑い中頑張っていた。

夜は何の用事もないため、毎度おなじみネット麻雀天鳳を打つのが日課になっている。そうそう、今日はこれも年に1回あるかないかの役「槍槓(チャンカン)」を上がった。この役は麻雀にいくつかある偶然役(海底、河底など)の一つでその中でも一番お目にかかれない役だ。麻雀には槓(カン)という動きがある。同じ牌の4枚目を手にした時にそれを使うか使わないかは打ち手の自由で使う場合に「槓」と宣言し、足らなくなった牌を王牌から補充する。その牌を嶺上(リンシャン)牌といい、嶺上牌で上がればこれも1ハン役が付き嶺上開花(リンシャンカイホウ)といってこれはたまに見る。ある牌をポンして4枚目の同じ牌を持って来た時に槓をするこれを加槓(カカン)というが、ところがそこに「ちょっと待ったー!」と他家が「実はその牌は私の上がり牌だが・・」という場合、1ハン役がついて上がれるのが「槍槓」なのだ。麻雀の中でツモや捨牌以外で上がれる唯一の役という珍しいもので、私も上がったことはあるが40年の麻雀人生で数回といったところだろう。

場面はオーラス。7萬を上家にポンされているところに間7萬の待ちで断ヤオドラ1の聴牌を果たした。上がれなさそうで他の待ちにしたいが聴牌を外すと流局した時に聴牌料でトップ逆転されるためこのまま維持するしかないと思っていた。そこに上家が7萬を槓!と宣言したのだ。これでも上がれるというルールを知らなければロンの声も出ない。ネット麻雀では「ロンしますか」と場面がいったん止まってくれるので間違いがない。私は無論分かっていて喜んでボタンを押した。これでトップ、うししだ。
「チャンカン」って韓国語の「ちょっとー」と語感が似ている。「チャンカンマニヨー」=「ちょっと待ってー」は韓ドラでは頻出&必修用語だ。この場面、リアル麻雀だったら「チャンカン!マニヨー」と言って上がったかも。相手に殴られそうやな。ただ、ネット麻雀ではどんなに悪口を言ってもトラブルにはならない、そこがいいとこやね。

0 件のコメント:

コメントを投稿