2020年4月27日月曜日

いいじゃないの幸せならば(ワインの秘密)

夕方、帰宅前にカールに電話をした。どうやら今、団地内をギボヒサコと散歩しているらしかった。足腰が弱っているのにヒサコは体を鍛えようとしていないとカールは不満である。そこで散歩に誘ったということのようだ。その時、ヒサコが「今の電話、こてるさん?あらいやだ、家に帰ったらまたあの体操をさせられる」とぬかしたそうだ。あの体操とはNHKご推奨の「がにがに体操」のこと。あはー、私が誘えば一応受けてガニガニしてくれるが本音は嫌だったんだな。ふん、お菓子やお酒は好きな上にそんな調子だから動けない上に太っているんだばっ。
カールは「ご近所の80才代半ばとヒサコと同年代のノモ婆は膝かなにかの手術を受けた。しかし術後『脚が弱るとたいへんだから』と毎日散歩をするようにし、今はしゃきしゃきと歩けている。それに引き換えギボヒサコは・・楽な方、楽な方に流れるキャラは変わらないわ」と嘆いていた。

そんなギボヒサコは食事の際にお酒を飲む。以前はビールが定番だったがお漏らしの関係で今はワインを飲ませている。私がコスモスで買って来た千円程度の赤ワイン、白ワインを美味しそうに飲んでくれるのは有り難いが、私たちが小さな琉球ガラスの半分ほどで終えているのに一人で2杯3杯と飲むので少々もったいないなと思うようになった。それで1本400円ほどの格安ワインにして飲ませてみると・・それも「美味しいわ」とごくごく飲んでくれた。ふむ、それで済むならずっと費用対効果(CP)がいい。で、ヒサコにはワインの値段を秘密にしている。
だからー。
もしこの日記を読んでいる人でたまたまギボヒサコに会うことがあっても決して値段のことは言わず秘密にしておいて欲しい。それでお互いが幸せならばいいじゃないの。

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