2017年8月29日火曜日

おたくはまだナースキャップを着けているの

今日明日は病院評価機構の審査がある。特に今日は院内ラウンドやケアプロセス調査という症例提示をしなくてはならず半日ずっとこれに付き合わねばならなかった。5年に1回あり今回は特に自分の症例が使われるため気が重かった。3人のサーベイヤーがいろいろと質問しスタッフがそれに答えねばならない。結構細かいところを突いてくる。それはここでは書けず置いといて、ナースキャップについてはどうして(ここ青雲会病院は)着けているのか?との問いかけがあった。それは5年前も言われていたが、青雲会は可愛いんだ理事長の女性看護師はキャップを着けるべしの信念があり、世間一般でいかにキャップなしが当たり前になっていようと変えない。ただ「あちこち回りましたがキャップを着けているところは一つもありませんでした」との情報は貴重だった。10数年前からキャップなしが主流とは知っていたがそこまで浸透しているとはね。

ナースキャップ廃止が当たり前になったのはそれが細菌感染の温床になっていると指摘からだった。毎日洗うものではなく固くのり付けされているため細菌がくっつきやすい。でも廃止が一気に進んだのは看護師たちが日々の仕事の際にキャップが邪魔だったからだと思う。実際、彼女らに尋ねるとかがんだり動いたりするときに点滴ラインやベッド、その他によく当たるし、ずっと着けていると頭が痛くなる、毛が抜けるなど評判が悪い。そんなこともあって以前シマッチ院長が廃止を提案したこともあったが・・。

ただ、不潔論がでて一気に廃止にしていったのは果たしてどうだろうなとは思う。実はキャップ以外にも不潔なものっていっぱいあるじゃん。医師の白衣だってそう、ナースサンダルだって似たようなもの、「不潔だよそれ」を極めれば廃止すべきは他にもいっぱいある。キャップだけが特に悪玉扱いされている気がする。この病院のキャップがあるが故に感染症が他の病院より多いという感じもしないしー。
(TVドラマではまだナースキャップは現役です。↑2015年の「まっしろ」今は引退の堀北真希が超可愛い!逆に2001年のNHKの「ちゃらさん」では主人公が「今は着けなくなりました」とキャップなし姿だったのが新鮮で驚きだった)

今でも看護学生は戴帽式の時には必ずナースキャップを着けてもらう。これから看護師になるのだという象徴的な儀式に欠かせないものなのだ。なのに、看護師になったら急に不潔で邪魔者扱い、なんだかかわいそう。私はキャップ廃止が看護師の希望ならそれでもいいという立場だが理事長のこだわりも凄くよく分かるのである。ちなみに青雲会病院では明かな茶髪も禁止されている。これなんかは私も気に入っている。何らかの制約がないと人ってどんどんあらぬ方向へ走る傾向があるからね。

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