2017年8月20日日曜日

偶然、美人発見!

ホテルで朝食の後は、高校野球を見ながらネットや天鳳などしながら昼前まで過ごし、博多駅の「俺のフレンチ」で昼食を摂り、14時45分発の鹿児島中央駅行きの新幹線に乗るため改札へ向かった。出発にはまだ時間がありホームの待合室で座って列車が来るのを待った。

待合室はそこそこいっぱいで、空いた席に座ると対面には20才代半ばと思われる女性3人がいた。一目見てみんな私の好みのタイプではない。ていうか、へたに見ると「そこのオジサン何見てんの」と思われそうでできるだけ目を合わさないようにしていた。10分ほど経ち、ようやく列車が入ってきた。予約してあるのでそんなに急ぐ必要はないが、そそくさと席を立ち、最後列の8両目の乗り場へ向かった。ふう、ホームも暑いわ。

すでに何人か列を二つ作って並んでいた。一つの列には大きなスーツケースを手にしたこれも20才代とおぼしき女性がいて、私はたまたまその後ろに並んだ。顔は見えないが雰囲気からして「ああ、さっきと違いこんな娘ならいいな」と思った。ちょうどその時、ドアが開き、みんなが動き始め、目の前の娘も乗車しようとして少しだけ横顔が見えた。

あれ?あれ?

瞬間、自分の知っている女性が脳裏に浮かんだ。似ているナ。もしかして本物か?戸惑っているうちに彼女は乗車口からさっさと乗り込んで行き、私も急いだが、他の乗客に紛れて離れてしまった。でも8号車に乗ったのは間違いない。車内で確認すればいいか。すると彼女は3列目の座席でケースやら荷物を整理するためまだ座っていなかった。だが肝心の顔は下を向いていて確認できない。私の席は6列目で着くなりすぐにスマホを取りだし慣れないカメラ設定にした。彼女の写真を撮るためだ。こんな時に限っていつものデジカメを家に忘れて来ていた。どうにか写真を撮り、その画像を見て9割方青雲会病院の光鳥Nsだと確認し、すぐにLINEを写真付きで送った。

「光鳥さんにそっくりな美人発見!」

じっと3列前の女性を見つめる。感覚的には10秒も経たずに反応があった。私の方を見てびっくりしている。LINEの返事は「私です!」だった。すぐに3列目に行き、事情を話すと、彼女は福岡の病院に移った燃えヒラNsのところに昨日から遊びに行き鹿児島に帰るところだったという。ああ、燃えちゃん。2年前の送別会で3人でスリーショットも撮ったねえ。「元気だった?燃えちゃん」「元気でしたよー、ほら」とスマホで写真も見せてくれた。実はホームであれもしやと思ったことなど話し、他もっとお話ししたかったがなにせ通路側で席も空いていなかった。
びっくり顔の彼女を残し、自分の席に戻ると「凄い偶然でしたね。LINEみて笑ってしまいました」の返事。結局、鹿児島まで1時間半ほどそれぞれの席で過ごしたが、わずか5分ほどの予期せぬ偶然の余韻のおかげで気分よく帰宅できたのだった。

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