2015年8月31日月曜日

拍手で終わり

スライド作りが順調にいき油断したわけでもないがそのままソファ寝してしまって日記を書くのをうっかりしていた。2週間遅れが8日遅れになりならば1週間遅れにするのは簡単そうなのにこうしてまた遅れる。

さて朝礼スピーチは予想以上にうまくいった。6、7分かかってしまう予想も5分半で終わり、後半のリハビリスタッフのスピーチにもスムーズにつなげられた。スライドなしだったら絶対に時間を食ってしまい、「本日は時間の都合で一般スピーチはなしにします」と総務に言われる羽目になっていただろう。

スピーチでは例文1の正解文「驚くほど旨いパスタの店があるけど行かない?」が出たところで笑いが起きた。ううむ、これを持って来て正解だった。例文「肩を揉んでくれない」ではクスクス笑い。これを頻繁に使う職員はこてる先生しかいないと外来看護師は知っている。ほか外来診察をめぐるお願い言葉もしょっちゅう使う例なので分かりやすかったと思う。時間も5分ほどでよくまとまっていた(そもそもがベストセラー本をスライド化したものだから元の出来がいいのだ)し、最後のお遊びのボウリング動画もすんなり受け入れてもらえた。拍手で終わったしね。

先日近医から紹介を受けて大腸内視鏡をした患者さん、まだ調子悪いとのことで腹部CTを撮ると肝臓は多発転移でいわゆるメタメタだった。慌てて採血すると肝機能、胆道系酵素、腫瘍マーカーもびっくりするくらい悪かった。糖尿病で毎月採血はしていたとのことだが血糖とHbA1cくらいだったらしい。胃カメラも5年くらい受けていないとのこと。胃癌からの肝転移がすぐに浮かぶケースだ。定期健診を受けていればここまでなることはなかったろうに。糖尿病患者は悪性疾患も併発することが多いというデータが出ている。青雲会では年1、2回は幅広い採血内容を調べるようにしている。胃カメラも数年受けていなければ検査するよう勧めている。症状が出るのを待っていてはこのような患者を助けることは出来ない。残念なケースであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿