2015年8月16日日曜日

たかが焼き肉に待つこと1時間半

(ただ今、8月25日の午前3時45分。台風15号がちょうど通り過ぎようという頃で窓の外からは吹き付ける風と雨音が聞こえてきています。)

昨日はカール、チッチと中山にある焼き肉屋「ホワイトリバー」に行った。「肉が食べたい」というチッチの要望にふとこの店を思い出した。何年も前から「いい焼き肉屋がある」と言われ、行こうと思いつつも場所が鹿児島の北と南、ついつい億劫になり一度も行ったことがなかった。時間に余裕があったのでこんな時こそと出かけたが18時半ごろ受付をして店に入れたのは20時ごろ、つまり1時間半も待ったというわけ。普段なら絶対に待たない。30分でもどうかだが、カールはこんなこともあろうかと今月号の文藝春秋を持って来ていた。すでに又吉直樹の「火花」は昨日読み終えて「初めて買ったけど他にも読むのがいっぱいあるからこれなら(買っても)安いもんだわ」と涼しい顔だ。一般主婦が買うくらいだから文芸誌が100万部超えるのも納得だ。私も何か本を持って来ればよかったが代わりにデジカメで夕日を撮ったり溜まっているいらない写真を整理したりして時間をつぶした。

せっかくなので頼んだ肉は最上級とその次のランクのやつを頼んだ。当然美味しくまあ値段もそこそこゆえに人気があるのだろう。21時前に店を出るときもまだ客がいっぱいいたからすごいもんだね。でも次はもう来ないかも。遠くに来てさらに長時間待って食べるのはさすがにしんどいしー。

甲子園の高校野球ではその日の第1試合がいわゆる流れをつくると現場では言われている。例えば大会初日は鹿実が初回に先制し北海に大勝した。すると中京、上田西も初回先制し勝利と続いた。今日は秋田商が接戦で健大高崎を4−3で下すと中京対関東一は0−0からオコエのサヨナラホームランで1点差勝利、その後も仙台育英4−3花巻東、興南4−3鳥羽と似たような試合が続いた。初日は先制チーム勝利、今日は1点差試合というキーワードでまとめられるってわけだ。これには延長試合の場合もある。今回も3日目が4試合中3試合が延長だった。確か昭和48年にも4試合連続延長という記録もあり、ちなみにこの時は江川卓の作新学院対柳川商(現柳川)も含まれている。甲子園というあの空間がなにがしかの連鎖反応を起こすのかもしれない。

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