2023年12月10日日曜日

自分が年寄りだったって知らなかった

日曜は特に用事はなかったけれど、自分の細々とした案件がたくさんあった。髪の毛が伸びてウザく感じて散髪に行きたかったのと、先月申請したパスポートの受け取りもあったし、なんといっても年末大掃除の一環で窓拭き&車洗いもあった。

「掃除は午前中にやるべきよ」とカールはさっさと2階の窓拭きを始めていたので、私は脚立とタオルを持って1階の窓拭きから始めた。いや〜、これが1時間以上かかり、最後車を洗う頃には立ち上がった時にくら〜っとなった。昼前になって「もうすぐご飯よー」とカールに言われても、まずは上がって「シャワー浴びるわ」とさっぱりしたかった。そしてご飯がきつかったこと。水をいっぱい飲んでどうにか食べ終えてもぐったり感が取れず、そのまま床へへたり込んで仮眠を取らざるを得なかった。

14時を過ぎてから覚醒し、やおら起き上がったところで、やっといつもの体調に戻った気がした。自分で診断するに「年寄りの患者がさー、夏に脱水起こしてこんな症状になって病院にやってくるけどそれといっしょみたいだわ〜」、これにカールが「あら、あなたも私も立派なお年寄りよ、分かって?」「あ、そうか、そうやな」と私。昔は60歳代っていえば本当におじいちゃんって感じだった。そんな年寄りが大汗かいて庭仕事や大掃除をすれば体調不良を起こすのは当然のことだった。

パスポート、散髪、そして洗髪、こてる日記書きなど済ませ、夜にはさらに落ち着いた。そして途中視聴で止まっていた韓ドラ「力の強い女 カン・ナムスン(2023)」の最終話を見終わった。以前視聴して面白かった「力の強い女 ト・ボンスン(2017)」のスピンオフドラマでとんでもない怪力の女子が主人公という設定は同じだ。ト・ボンスン役のパク・ボヨンはカメオ出演で序盤に出てきた。どちらが面白いかと言えばやはりオリジナルのト・ボンスンの方が面白かったかな。韓ドラ女優はというとたいてい身長が平均以上だがパク・ボヨンは150cm台と小柄だ。それが怪力で悪い奴らをぶっ飛ばすもんだから笑えてすっきりしたもんだ。

カン・ナムスンの方は主役のイ・ユミもまずまず良かったが、その母親役があのキム・ジョンウンで、最高視聴率57.4%を記録したドラマ「パリの恋人」(04年)のヒロイン役で知られ、今回のドラマでは一番目立っていた気がする。とにかく格好よく、彼女が出てくるとドラマが進展しつい注目したくなる。いかにも整形顔で2000年代初めは単に見た目だけでヒロインを演じていただけかと思っていたが、そうではなかった。

若さいっぱいだった20年前とは違い、年取ってもそれなりに魅力を発揮出来る実力あってのことだったんだと気づかされたわ〜。

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