2023年11月14日火曜日

「先生、おめでとうございます」実は・・

医局会での「バレット食道癌」のレクチャーはまずまずスムーズに終えられた。2週間間延期ともなればやっぱ余裕だったわ。

で、5階病棟回診に向かった時、マチルダ病棟師長が来て「先生、おめでとうございます」と少しニヤリとして頭を下げた。あ、病院評価機構の症例提示が私は外れたのか・・うん?違う違う。「先生の症例が選ばれました」「ああ、やっぱり!」ガクッ。評価機構のサーベイヤーが当日に5階病棟の3症例のうち症例提示に1症例をセレクトするという情報だった。人間てのは「自分のは選ばれずに済む」と虫のいい予想をしがちだった。選ばれたとなると今日の午後はディスカッションのために準備をしておかねばならず、レクチャーは終わってもまだまだ緊張は続く運命だった。

夕方近くに始まったサーベイヤーとのディスカッションは1時間以上続いた。結構細かいところを突いてくる。記録と説明はしっかりしないといけないとか、チーム間の連携が取れているかとか、言われてみれば当然のことではあった。これまで数回この病院評価機構の評価を受けてきたが、今回最後に「各部門で『これは自慢出来る』と思うところをアピールしてみて下さい」と問われたのは、皆少々面食らった。そんな質問は初めてだ。私は「ここの内視鏡室は必要となったらその日のうちか翌日には検査を組んで上げるよう機動性を重視している。他院のように1週間後、いや数週間から翌月になんてことはない。それと各部門との連携が非常にスムーズだ」と「自慢」をした。とにかくうちのスタッフはよく動く、んだ。素晴らしいヨ。

いや、この2つのイベントが終わってさすがにホッとした。夕食後、TV見始めたらすぐに寝落ちしたのは当然・・そして23時半ごろ「ジー、ジー」とスマホの音で目覚め、何ごとかと思ったらサブアラド天鳳五段が「親の四暗刻を上がった」と自慢しぃの連絡だった。「そんなことぐらいで」と一瞬思ったが、私もこの前の清老頭では即LINEで教えまくったから人には言えないナ。はい、役満おめでとう!

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