2023年8月21日月曜日

「あれはアウトだった」再び

朝は内視鏡室で甲子園準決勝神村学園対仙台育英戦の試合経過をネットでチェックしていた。

あら、神村、先制しているじゃない。2回に1点入れていた。少しは期待出来るか?と思っていたらその裏に同点にされ、さらに3回裏に4点を入れられたのを見て「ああ、終わった」。ただその後意外にもずるずると失点せずにいい勝負していたのはベスト4進出チームとしては良かった。

で、帰宅してビデオで確認してみると3回の逆転スクイズを決められたシーンは審判はセーフの判定だったがあれはアウトだった。何度もコマ送りして確認した。絶対に間違いない。直前の「やったー!」から「え?」という神村ナインの表情も印象的だ。審判はもしかしたらタッチがされず空タッチと思ったのか?この判定がその後のホームラン失点に何がしかの影響を与えたかもしれない。↓がその連続写真だ。一番上の写真でもタイミングはアウトになるだろうなと思える。

↓キャッチャーのミットに球は収まり、タッチ寸前。
↓タッチ!仙台育英ランナーのシャツにシワが寄り、明らかにタッチ成功、アウト!だ。ランナーの手はまだホームベースに全く届いていない。
↓ゲゲッ、セーフ?!
↓えっ?という表情の神村学園キャッチャー。

私は以前の日記「あれはアウトだった(2015年8月13日)http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2015/08/blog-post_22.html」とのタイトルでかつての報徳学園対早稲田実業のベスト8の試合が明らかに誤審だったこと、そしてその結果が報徳学園の栄誉や金村選手の人生に影響を与えた可能性があることを指摘した。この記事はこてる日記の通算アクセス数のベスト3に入るほどの反響を得ている。

今は撮影技術は40年以上前よりはるかに進歩し、中継を受信する側もビデオ機器、ネット観戦などいくらでも確認再確認することが可能になってきている。多少のゲーム進行が遅れようがプレイしている側も見て応援している側もビデオ検証やビデオリクエストを取り入れるべきだと思う。それでこそ納得して観戦できるし結果を受け入れることも出来ようというものだ。

メジャーリーグではそれが当たり前で毎日視聴している私もどちらを応援しているかには関係なく「納得して」その後のプレーを見続けることが出来る。「審判の判定も野球というゲームの一つだ」とか言う時代は過ぎた。人間の目では正しく判定するのは困難なシーンはいくらでもあるのだ。サッカーのゴール判定やオフサイド判定などもそう。ゲーム進行が多少とまどうかもしれないが正しい結果の方が優先だし、観戦する側もそれを受け入れやすくなっている。高校野球も甲子園や予選の決勝などリプレイ検証を取り入れるべき時期に来ているし、そうすべきである。

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