2022年6月28日火曜日

え、まだ6月なのに

ふるさと納税を利用して西伊豆の魚の干物をカールが取り寄せていた。以前も頼んで美味しかったのでまた利用したわけだ。それで朝からサバの塩焼きが出てきた。なかなか美味しい。それは良かったのだが、病院の昼食もサバの煮付けだった。被(かぶ)ったねぇ。たまに前の日の夕食がカレーで、翌朝も残りのカレー、すると病院昼食もカレーってことがある。ま、どんなに好きな食べ物でも被ってOKなのは三度までかな(笑)。

ええー?!もう梅雨が明けたって?ついこの間梅雨入りしたばかっしなのにー。確かに外は晴れだ。となると熱中症患者がしばらくは続くぞい。熱中症患者が一番多いのは体が暑さにまだ慣れていない梅雨明けの暑い7月なんだ(今年は6月末か)。

すると、キスマンクリニックから電話で「アルコール依存の初老男性が吐血しているらしくて救急経由でそちらで診て欲しい」との依頼があった。すわ、診断静脈瘤出血か胃潰瘍出血か。運ばれて救急外来で診察すると吐血患者という感じではない。どっちかと言ったら脱水症に思えた。おまけに血糖も16と低血糖もあった。すぐにブドウ糖注射後、点滴をして緊急内視鏡へ。内視鏡所見は専門用語でAGML(急性出血性胃粘膜病変)というびらん(ごく小さな浅い潰瘍)が多発し微出血している状態だった。通常吐血はしない。実際ティッシュに少し血が付いただけだった。それよりも家の中はクーラーはつけずにかなり暑い環境で昨日朝から食事が摂れず水分もコップ1杯しか飲めていなかったそうだ。熱中症といってよかったな。(結局、点滴だけですぐに元気になり、2日後の胃カメラではAGMLの所見はほぼ消えていた)

いやー、今年の夏は熱中症が多くなりそうだ。となると、救急搬送、発熱がある、コロナか、いや熱中症だってパターンが多々あるな。忙しい夏になりそうだわ。

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