2022年1月9日日曜日

そのチーム全盛時代

3連休の中日、巣ごもりをしていた。TV観戦は冬のスポーツ中継があちこちあり、ネットしつつ、ラグビー、サッカーなど見た。高校女子サッカーは鹿児島の神村学園が優勝候補で夏の総体に続いての優勝成るかが注目の的で、前半はちょっとやばいかな〜と私は見ていた。後半になっても・・と思ったところで、えー!何と私はユニフォームを間違って見ていた。白かと思ったら神村は赤の方で押し気味にゲームを進めていた側だった。なーんだ。

後半になってようやく攻撃が実り先制点を上げ、どうやら久しぶりの優勝(2005年以来)できそう。その後2点を入れ3ー0で優勝した。めでたしめでたし。
鹿児島代表は男子もこのところ神村学園がずっと出ているしまさに神村学園全盛や。それにしても鹿実はこの10年選手権には出ることすらかなわなくなった。なんで凋落したんだ。チッチがサッカーをやっていた頃はまだ鹿実も強かったが・・。

大学ラグビーもこのところ優勝出来ていなかった帝京が明治を一蹴し10回目の優勝を遂げた。一時期9連覇という凄まじい強さを発揮していたものの、この3年は明治や早稲田に優勝され凋落するのかと思っていたらまた復活してきよった。高校野球でもあのPL学園が凋落どころか野球部がなくなるほどになるとは誰が予想したろう。松山商も最近は甲子園に出ることすら出来なくなりセンバツ選考ではあやうく県の21世紀枠に入れられそうになった。公立校救済の意味合いの強い枠とはいえ、天下の松山商ならそれは拒否するくらいでないとー。公立でも選手を集めやすくする方法はあると思うがな。裁量枠と言って成績とは関係なくスポーツ等が優れていれば入れる静岡高(勉強でも優秀)みたいにはなれないんやろか。あそこは一般入試枠での部員は一人二人なんじゃないかな。

各スポーツの優勝校を見ていると時代とともに全盛期が変遷しているのが良く分かる。ついこの間高校サッカーで一時代を築いた長崎の小嶺監督が亡くなったと聞いた。国見高校を選手権6度の優勝に導くなどすごかったが小嶺監督が定年で勇退したらすぐに弱体化した。長崎での国体か何かあった時に2校選ばれるため国見があまりにも強すぎて、普通にトーナメントしたら国見と不幸にも当たったチームが上へは行けないので、国見は代表にしそれ以外のチームでトーナメントを行ったこともあった。長崎ではそれが当然という感じだったらしい。
今の高校サッカーは青森山田がこの6年で5回決勝に行くなどその全盛時代(現在、青森山田も県予選は準決勝から登場というスーパーシード)だが、これも10年20年続くとはとても思えない。国見は20年、あのPLですらせいぜい2、30年だった。高校バスケのあの能代工(現在は能代科学技術高)でさえも、今は県代表にやっとなれる程度で全国では勝てなくなった。

指導者の引退、学校の方針などで全盛時代はすぐにも消えてしまう。学生スポーツで全盛時代を長く続けるのは至難の業といえよう。

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