2021年5月18日火曜日

「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー」

この前から話題にしていた中国時代劇ドラマ、ついに私も見始めた。中国時代劇は宮廷物と武侠物が人気ジャンルらしいが、その中で武侠物の国民的ドラマという「射鵰(しゃちょう)英雄伝レジェンド・オブ・ヒーロー」を見ることにした。というのも前回紹介した「李姉妹」がこのドラマを「中国人なら誰でも知っている」「ドラマ化も10年に1回はされていてここ30年でも4回ドラマ化されている」とお勧めだったからだ。

それで5月9日に載せた「李姉妹「中国時代劇あるある」が面白い」で姉妹がツッコんでいたところがあるかを中心に見ていくと、物語の前半の前半(全9話)すでに6つほど出てきた。「吐血」「どう見ても女の男装を全員信じる」「首をチョンで気絶」「カンフーは文章で修得可」「薬物が即効し現代より医学が発達か」まさに笑笑(わらわら)だ。福緑Nsが一番ツッコむ「空を飛ぶ」も毎回というより数分おきに出てきてもう飛びまくり、もはやツッコむヒマはなく、まるで挨拶でもするかのようなシーンになっている。他にみんな驚く「柱にぶつけて自殺しようとする」も9話で出てきた。

6話で主人公「郭靖(かく・せい)」以外に物語の中心になるヒロイン「黄蓉(こう・よう)」と敵役「楊康(よう・こう)」もう一人の女性ヒロイン「穆念慈(ぼく・ねんじ)」がそろって面白くなってきた。ヒロインの黄蓉は韓ドラ女優のチャン・ナラに似ている。チャン・ナラは中国でも活躍していたから彼の国の好み顔なんだろうか。それより穆念慈の美人ぷりには驚いた。こっちが主人公でもおかしくないくらいだ。いや、出てくる女優がみんなそれぞれ美人なんでもうよりどりみどりだ。悪役の梅超風(ばい・ちょうふう)ですらかなり魅力的だ。↓が黄蓉役のリー・イートン。

↓チャン・ナラ
↓穆念慈役のモン・ズーイー

ストーリーはそんなに複雑な心理描写などなく分かりやすい。戦いのシーンが多くそれが生きるか死ぬかのはずなのにすべて派手なワイヤーアクションなもんだから驚きも中くらいなりになる上にちょっと飽きてもくる。ただ何度もドラマ化されているだけに続きを見たくなるストーリー展開でなかなかもう止めようという気にならない。うーん、全52話あるというんだけどどうしよう。1話40分程度でさくさく見られるからこのまま完走するかも。韓ドラでは絶対に50話越えのドラマは見ないようにしている私をそんな気にさせているってちょっとコワいぞ、中国ドラマ。

0 件のコメント:

コメントを投稿