2017年12月1日金曜日

フサンコ画伯

昨日の居残り、今日の当直、明日の午前外来と12月に入ってなお忙しさが続く。

夕方、最初に来たのは魚骨が喉に刺さった御婦人で、これは私にとって得意な患者だ。喉頭鏡で舌を押さえ、喉の奥の骨を見つけられればOKだ。嘔吐反射にちと苦労したが無事タイの骨を取り出すことができた。タイの骨は意外と危ない。食道などに引っかかり壊死させてしまうと穿孔など起こす場合もある。喉頭鏡で取れなければ内視鏡をもと覚悟していたがよかったよかった。

この後、発熱患者はいいとして物が二重に見える人やてんかん発作の脳外科患者を二人入院させた。いずれもオンコールのシマッチ院長に電話連絡して指示を仰いだ。前者は軽い脳出血があるも持病の方がひどくて翌朝ポンシンDrに預けるも彼にも手に負えず鹿児島市内の病院に転送となった。私は血圧管理をしただけ。それくらいしかできないしそれが一番大事なポイントだった。

そんな忙しい中、「ヒトミンチョさんから電話あってフサンコ従兄のお祝いに来ないかってお誘いがあったの」とカールからLINEが来た。なんでもフサンコ従兄の描いた絵が何かの美術展に入選して11月19日の南日本新聞にその絵と彼の写真が出ていたという。へーー、そいつは知らなかった。絵も描いていたっけ?ああ、確かお稽古に行っているとか聞いたような・・。カールも行きたかったようだが都合付かず、私も当直だ。で、どんな絵だった?と聞くと「橋の絵らしいけど新聞は捨ててしまってどんなのか分からない」だって。ううむ、見てみたかったが2週間近く経っていて新聞は病院にもなかった。それから1週間経った今でもフサンコ画伯の絵を拝見できないでいる。こうなったら正月年始回りまで待つしかないか。それまで楽しみにしておこう。

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