2017年7月23日日曜日

「シークレット・ガーデン」

終盤にさしかかっていた韓ドラ「シークレット・ガーデン」を明け方からずっと見続け、昼前に全20話見終わった。やはり評判に違わず面白かった。魂の入れ替わりが3回起きるのだが、わがままな男性主人公のヒョンビンが女性主人公のハ・ジウォンに対し3回目の時には自ら入れ替わりを望み、自己犠牲もいとわないようになる。最初はいろいろ抵抗していたハ・ジウォンもこれを受けいよいよ気持ちが固まる。しかし韓ドラお決まりのお高くとまった男の母親が最後まで抵抗をみせる。この母親、最後の最後まで二人が結婚し子供が出来てもあっぱれなほど二人を許さないのだ。ここまですごい母親は韓ドラでもみないなあ。

ヒョンビンの演技は安定していて、ハ・ジウォンもスタントウーマンでかつ乙女チックな役柄をうまくこなしていた。ただ女性の好みで言えば準主人公のキム・サランの方だな。彼女、2000年度のミス・コリア真(真・善・美とあるが真が第1位)を獲得しその後女優に転身しこのドラマで大きくブレークした。顔は整形しているかもしれないがスタイルは抜群、それでいいんじゃないかとさえ思ってしまう。

それでも女優としての格はハ・ジウォンの方がはるかに上だ。「チェオクの剣」「バリでの出来事」「ファン・ジニ」などどれも目力(めぢから)のある印象的な演技だった。それらは男性が不幸になる話しだったのに今回はハッピーエンドなのも良かった。

韓ドラは財閥の御曹司と庶民階級の女性との恋愛パターンがやたら多い。私が見ているのを横目にカールがそこを指摘した。それは韓ドラファンなら言わずもがなで枚挙にいとまがない。そこにドラマチックな展開をこれでもかとてんこ盛りしぐいぐい引っ張っていく。面白いが食傷気味にもなっていて、このドラマも5年前に序盤4話まででその後見なくなっていたのはそのせいもあったか。そこを男女の魂の入れ替わりという荒技で面白く脚色したのが成功している。他にやることがいっぱいあるゆえ、これくらいひねらないと私もそうそうは韓ドラは見ないゾ。さあ、次はいったい何を見るかな。

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