2017年7月21日金曜日

講演&懇親会

今日は外来担当日。患者が多くずっと診察室に貼り付け状態だった。救急はピッピDrが担当日でそこは助かった。ただ彼も患者4人が入院必要となり、夜19時前に病棟で会ったときはさすがに顔は疲れの色が隠せなかった。私はまだ病棟患者の仕事が少し残っていたのだが、19時から城山で糖尿病の講演会に依頼したエリックMRに「行く」と約束していた手前、遅刻してでも行かねばとあせっていた。残り数人の患者診察は明日にすることにして、19時半に病院を出た。

20時過ぎに会場に着き40分ほど聴いた。いろいろためになる話題の中で血糖上昇を上げないために「野菜」からまず食べ始めるとよい、というまあ今は常識の方法が常時血糖測定装置で予想以上に有効だったという結果を講師は強調していた。糖尿病はこの10年新薬が次々と登場し最も活気のある分野である。私も6月からの新体制で内視鏡室3に外来2の仕事ゆえ、このような糖尿病の講演は役に立つ。

終わって立食の懇親会もあり食事抜きだった私は当然参加した。青雲会病院からは外来で主に糖尿病を担当している村紘Drも来ていた。70代後半というにえらいわ。おっと、第二内科の大先輩で鹿児島市内の病院理事長のはやってるやDrもおられ、挨拶をした。私もはやってるや内科には1年ほど非常勤勤務したことがある。姶良地区からは大学同期の名月Dr、二内科後輩の皮タックDrが来ていて彼らと立食しつつ歓談した。認知老人の免許証取り上げ問題や糖尿病薬の話しなど医療についての話題も当然出る。

そうそう、皮タックDrには囲碁大好きなおまる老人がその後どうか尋ねてみた。「元気ですよ」とのこと。そうか、そこで入院時に私と囲碁対戦を十数回繰り返したことを教えた。「そうだったんですか。あの人も以前はわがままで酒で奥さんに迷惑をかけてばっかりだったんですが・・」奥さんは逃げても最終的には見捨てなかったんだそうだ。相当やんちゃな人だったんだな。ただ囲碁に対しては非常に真摯であることは間違いない。今じゃ生きる支えにすらなっている。紹介状や返書では分からないことがこうした場で共有できる。

講演会もしょっちゅうあり面倒に思うこともあるが、この前の海原ちなみDrとも紙や電話だけの関係から直に話せるようになるきっかけになっていいもんだ。エリックMRもかいがいしく参加Drの世話をしていた。こっちも日ごろボウリングで世話になっている義理もある。講演会&懇親会はお勉強だけでなくDr、MRの交流の場の意味も大きいのであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿