2017年7月6日木曜日

たった5人の講演会

今日はナベビシ製薬のサワディー(ヨシタク)MRがどうしても京セラホテルでの講演会に来て欲しいと三顧の礼を尽くされ行くことにした。先週医局に彼は来たが私が二度も不在だった。置き手紙にタクシーチケットまで置いていて、その熱意のほどが伝わり、もともと今日のボウリング練習予定を昨日に変更したのだった。

で、講演のあるホテル最上階の部屋へ入ってみてびっくり。集まった姶良、霧島地区のDrはたったの5人!わざわざ福岡から来てくれた教授様もこの閑散ぶりはどう思ったことだろう。講演内容は「糖尿病治療薬の循環器病患者に対する短期予後改善」でこれがなかなか面白かった。教授は循環器病の先生で血圧やらコレステロールをどう治療すれば予後が改善するかが専門だった。最近、SGLT2阻害薬という新しいタイプの糖尿病治療薬が出てこれが循環器疾患患者にも使えるというトピックスがある。イキナリDrからもそれは聞いていて私も興味があった。私が糖尿病や血圧は専門でなくても入院してくる患者がそれらを合併しているので必然向かい合わなくてはならない。消化器専門ですからと逃げるわけにはいかないのだ。たった5人なんで私もメモしたりスライドをデジカメ撮影したりと全く居眠りすることもなくお勉強したよ。いや、ためになりました。

終わって立食の懇親会では教授様に気軽に話しかけるわけにもいかず、サワディー君と歓談してパクついたりした。それと参加者の一人に海原ちなみDrがいて初めて直接お話しをした。「日頃、こてる先生には(患者を)頼むことばかっりですみません」と感謝のお言葉を頂いた。「いえいえ、そういえば以前、先生のお名前をわざと尋ねたことがありましたが」「あー、(あれは)すぐ気付きましたよー。でも(名前を)知っていてくれてうれしかったですぅ」とのこと。今年の3月31日のこてる日記「ちなみに名前は・・」にも書いた患者紹介の際に「ちなみに先生のお名前は?」と尋ねたあの一件だ。そうか、悪い気はしなかったか、良かった(⌒о⌒)。

帰りはタクシーを使っておらずプリウスで自宅へ直行。なかなか充実した講演会だった。

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