2017年5月17日水曜日

ゆかり尊き松原校

昨日は中学高校同窓生の飲み会があった。年に数回あって今年は初めてだった。場所は中央駅近くの居酒屋で屋久島の産物を出す店と聞いていた。「屋久」と書かれた看板か幟(のぼり)を目印に店を探したのだが見つからない。確か地図ではこの辺だったのだがー。ぐるりと路地を一周してようやく見つかった。店名は「うめえ基地」、全然屋久島と関係ないじゃん。今日は6名参加だったが店をなかなか見つけられなかった同窓生は3、4人いた。うん、ボケのせいじゃない、あまりに目立たなすぎる暖簾の文字が悪い。

今回は珍しくイマシン君が来ていた。じっくり話しをするのは高校卒業以来じゃないかな。彼は教員で今年4月から鹿児島市内の松原小学校の校長に赴任したという。これには驚いた。なんと私の母校だ。今回参加のノースガーデン君も同じで歯科医の彼は校医でもありすでに面会済みだった。「校歌は『♪仰げば高き桜島〜名も錦江(にしきえ)の波清し〜」だろ。「そう、よく覚えているナ」とイマシン。「その後は『幾千健児のたちいでし ゆかり尊き松原校』だったよな」「そうそう、でも今は幾千もいなくて250名ちょっと」で各学年1クラスか2クラスなんだそうだ。私たちのころは4クラスだった。

松原小学校といえば錦江湾横断遠泳をすることで知られている。市内北部の清水小学校もやっており、映画にもなった。その時の校名が「清水原小学校」、もろパクっている。大正時代に行われていたそうだがしばらく途絶えていて、私が小学1年の昭和41年に松原小が再開した。瀧川という校長先生が中心だったと記憶している。その後学校は直接の運営を離れ同好会が主催し50年以上続いている。私は当時水泳は苦手で放課後の練習なんてやだなぁと思っていて参加しなかった。今にしてやっておけばーだ。

ところでイマシン校長、「一度さ、卒業生のお医者さん歯医者さんってことで生徒の前で45分間、講演してくれないか。今すぐじゃなくて来年か再来年でも」と依頼してきた。ノースガーデン君は歯の衛生の話しをするからOKで、私も断る理由はなく承知した。いや、でも結構これは大変かも。まず子どもに講演などしたことないし、「集中力は45分が限度」と言うから興味が持てる内容にしなくてはならない。ここ1年、何かにつけこのことが脳裏から離れなくなりそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿