2016年4月5日火曜日

一瞬、野戦病院化

そろそろ落ち着くかと思いきや、病院業務はまだまだ忙しい。昼前に急遽救急車の患者を診てくれと外来師長に言われ、当番でもないのになと行ってみると何と救急車3台入っていた。そりゃ私の手も借りたいはずだ。それぞれが救急外来室にいて写真にさっと撮ったが思わず「ここは野戦病院か」とつぶやいたよ。(↓がその時の様子。よく見るとストレッチャーに乗った患者さんが3人いるのが分かる)

でも本当の救急患者かというと実はそうでもない。私が診たのはめまいの患者で結局外来で点滴して昼過ぎには自宅に帰った。この人なんかは「救急車で来た患者」であって「救急患者」ではない。ただ、当初は少しでも動けば嘔吐するし救急車で運ばれたのは無理からぬことではあった。

去年の今ごろは患者がえらく少なく病棟はがらがら状態でそれが数ヶ月続き病院の収入ががくんと減ったものだったが、今年はどうしたことか。暖かい日が続いているがたまに寒い時もある。桜も今ごろ満開とか。インフルエンザもB型がまだ流行っていて週に10人以上もいる。気候の変動が影響してこんなに忙しいのか?まあ、忙しい時がいい時と開き直って診療にあたる日々だ。

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