2015年11月21日土曜日

当直、たまには閑なり

土曜は朝勤務、午後から当直とハードな状況が危惧された。しかし昼過ぎは午前勤務を手伝ってくれたヒラメグDrとだべり、夕方は医療補助作業者の山の神さんと韓ドラの話題で少々盛り上がった。

ヒラメグDrは今後の仕事をどうするかで少し相談に乗って上げた。某外資の製薬メーカーの医師募集にも応募し面接まで受けたとのこと。それに美容内科なる仕事のお誘いもあるそうだ。私は後者がいいんじゃないと言った。彼女はビジュアルもいいし少なくとも4、5才は若く見える。「それにさー、いくら女医でも『美容』がつくとなると医師本人が美容的に良くないと患者に説得力がないでしょう。先生ならぴったしヨ」「そうかしら〜」とまんざらでもないよう。会社勤めは制約も多いし自由人の彼女にはあまりお勧めできないなぁ(言わなかったけど)。

山の神さんはさほど韓ドラに詳しくなく、私がハマったドラマは何かと尋ねて来た。それには「三つある。一つ目は何と言っても『冬のソナタ』。二つ目は『復活』、三つ目は『ファンタスティック・カップル』で、メロドラマ、サスペンス、ラブコメの違いがあるが記憶喪失が絡むのが共通点だな」と話した。で、冬のソナタは私はDVDを買って医局にソフトを持っていたので貸すことにした。のみならず冒頭の30分ほどを医局のデッキで鑑賞し第1話に今後予想される展開の伏線が散りばめられていることを教えるとずいぶん興味を持ったようで「必ず見ます」と力強い返事だった。

で、外も暗くなり夕食も配られる時間になって当直看護師ピラ健君から連絡が入った。「先生、一外科のDrが来てますっ」えーーっ!
実はお昼に「もしかしたら間違って一外Drが夕方当直にやって来やしないか、注意していて。念のため」と彼に言っておいたのだ。というのも、本来は土曜夕方からでいいが今回に限り日曜朝からに変更してもらっていた。でも1ヶ月以上前に一外医局担当者に連絡しOKもらっていたが勘違いして今日来そうな予感があったのだ。やっぱりだった。で、事務のダッペイ君といっしょに当直室へ行き事の子細を話すと、あっさり勘違いを認め、明日朝また来ますと引き上げてくれた。ふーっ。ゴネられたらどうしようと思った。

明け方喘息様の気管支炎の小学生の診察で起こされた以外は特に忙しくもなくいい当直だった。

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