2015年10月10日土曜日

学会で月面着陸

午前はポスターセッションと商業展示会場を見て回った。展示会場はDDWでは必ず訪れる。新鮮でかつ気楽、なかなか楽しい場所だ。オリンパスやフジノンなどが大きな場所を取り幅を利かしているものの、今回入り口の目立つ場所はキット部品メーカーでほか肝臓薬のメーカーも大きな場所を取っていた。C型肝炎治療薬で「歴史が変わる瞬間がある」とのキャッチフレーズのシンボルに月面着陸を持って来て何とまあ月面と宇宙服の飛行士まで登場させているメーカーがあった。その薬のことは全く知らなかったがせっかくだからいっしょに写真を撮らせてもらった。(お調子者なんで、スミマセン)ちなみにこの薬、1日1錠8万!円もする。これを12週間服用というからいったいいくらになる?8万X7X12=672万円だ。3割負担でおおよそ200万円もの支払いだ。それでC型肝炎のウイルスがほぼ100%やっつけられるなら安いというべきか・・。こんな宇宙服くらいの費用、簡単に元は取れるってことだ。

ポスターは最近はデジタルポスターという方式になってスライド発表と基本的に変わらなくなった。これはちょっと残念だ。以前はポスターを好きな時間に見て回って知識を得たり撮影したりができた。でもこの方式だと事前に聴きたいセッションを調べ発表時間に合わせなければならない。それで他にも見たい発表はあったけれど、大腸ポリープ切除の新しいトレンドである「コールドポリペクトミー」に絞ってそこのセッションを全部で15演題約2時間立ちっぱなしで聴いた。で、今後のポリペクトミーの多くがこの方式になる印象を持った。ふう、ポスター発表にも気合いが必要だわ。

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