2015年7月4日土曜日

衣食はお任せ

土曜午前の外来仕事のあとは夕方まで救急ピッチ当番を続け終わったら急いで出て10号線を鹿児島まで下った。途中、竜ヶ水付近は雨も強くて崖崩れなんかあったら大変と思いつつ急いだ。(下の写真。運転しつつ写真を撮るのは危ないのでベテラン以外やめましょうネ)

山形屋でカールと待ち合わせしてバーゲンでいっしょに私のズボン(パンツという言い方は未だにしっくりこない)を買う予定だ。私はファッションに自信がなく好みで買うとたいてい失敗する。意見が分かれて迷った時にカールの意見を参考にすると評判がいいのでもう最近は抵抗しない。2階の紳士服売り場でいくつかみて候補3つを着ては見せカールがううむと批評し決めていく。今回は白っぽいズボンにすると決めていた。というのも病院でアロハを着る際に黒系ではしっくりこないからだ。アロハには明るい白系の下半身が似合う(とカールに指摘された)。結局綿100%ではなくポリエステルが35%入ったうっすら縦ラインが入ったのに決めた。はき心地と涼しさが決め手でこれは私の意見も入れた。本人がはいてみないとこればっかしはカールも分からないからね。

で、せっかくだからと夕食を天文館の和食居酒屋で済ませた。カールがそこに行ってみようというので「なんていう店?」と尋ねると「ええと、『椿三十郎』だったかな」と答えるので「おいおい、それって黒澤明の映画じゃないか」と指摘した。でもそんなふうな名前だと言うので行ってみたら、店名は「花椿三十郎」。当たらずいえども遠からず、ホントだった。(余談だが「椿三十郎」って何度見ても面白い。お勧めの黒沢映画だ)

店ではマグロ・ウニのお刺身あれこれなど頼み久々に和食のみの食事を堪能した。ただ最後に私が頼んだ仕上げの梅茶漬け、この梅が「南高梅じゃないのが残念」とカールがのたまわった。へー、私は知らなかったが梅干しにもランクがあって紀州の南高梅というのがいいものらしい。「うちじゃ南高梅しか使っていないのよ」とせっかくの外食だからいいものを出して欲しかったということだ。いやはや、男の私にはまったく知らないチェックポイントがあったんだ。衣食については女性には頭が上がりませぬ。

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