2015年7月30日木曜日

アナグマ対策

出勤後ほどなく病棟に上がり患者の指示出しなどし、9時を過ぎてから外来に向かった。するとタッピーNsが「センセー、さっき外来は大変だったって知ってますかぁー」と話しかけてきた。え?なに。

外来のズッシリ副師長が救急外来奥に白衣を取りに行ったところ、下のタオル置き場に何やら野生動物らしきものがいて「キャー!」となったそうだ。清潔なタオル生地で気持ちよさそうに寝ていたところを人間に起こされ警戒の「シャー!」という発声で威嚇し始めたという。ズッシリNsの悲鳴でどうしたどうしたと外来スタッフが集まり、「タヌキ?」「イヤ違うぞ」などのガヤ声が出て誰かが「あ、こいつはアナグマだ」と分かったらしい。そのうち総務の畠鏡部長らも来てみんなで追い詰めたんだそうだ。袋を被せ箱に入れようとした。畠鏡部長は感心にもデジカメも持ってきていて写そうと思ってはいたが、袋で押さえつけている時に腕を噛まれてしまった。残念。私がその場にいたら間違いなくアナグマも慌てふためくスタッフの様子もしっかりデジカメに収めたに違いないのにー。おっとそれより腕は大丈夫だったかい?すぐに傷の手当はしてもらったそうでそこは救急外来だしばっちしだった。(↓はネットからのニホンアナグマ。爪が鋭いっす!)

で、肝心のアナグマだが捕獲したまま保健所にでも連絡すればよかったのに救急出入り口から外に逃がしたんだそうだ。もしアライグマだったりしたら有害動物で新聞ネタになるところだった。でも、発見が深夜でなくてよかった。当直看護師はびっくらこいて恐怖で眠られなかったかも。夜間、救急外来の自動ドアが開いて(通常はロックされている)侵入してきたのだろうが今後頻発するようなら何らかの対策が必要となるな。私がいいアイデアを出したら「アナグマ対策のこてるシステム」とか名乗らせようか・・うん?

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