2015年7月15日水曜日

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」に学ぶ

今日は快晴だった。夕方は照国神社の六月灯でだいたいこの時期が鹿児島の梅雨明けの時期だ。今年はとにかく雨が多かった。6月から7月始めまで毎日雨というのも珍しくこのままずるずる雨が続くのかとうんざりした気分になっていた。午後は早帰りだったのでこの快晴の中、片子山の写真を撮ったり(結局ブログには使わず)、帰宅後は録りだめビデオを見ては消した。このところTVハードディスクが容量押されているからなぁ。

その中でTV東京の名物番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の特集番組を初めて見た。以前から金を掛けないで視聴率がいいと他局がうらやむ番組で、太川陽介蛭子能収に女性ゲスト(番組では「マドンナ」)1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指すもので、一般的な旅番組とは趣が異なり、路線バスにより制限時間内に目的地への到達を目指すことが第一となっているのだった。確か19回のうち4、5回制限時間内に達することが出来ず出演者らが本気で悔しがっていた。太川陽介は最初はマジな企画だとは思わずカメラが回っていないところでスタッフが路線を教えてくれると思っていたそうだ。でもみんな目の前からいなくなって本当に自分で目的地までの路線を調べ行動しなきゃいけないと覚悟したとか。相棒があの蛭子さんだしねー。彼の天然キャラを太川がいなしまとめる様子が可笑しくこの番組のウリのようだ。これがフジや日テレだったら面白可笑しいキャラが登場するなど必ず仕込みが入るパターンだがお金のないテレ東ゆえにガチンコで勝負したのが意外に好評で8年つづくスペシャル番組となっている。

お金がないといえば毎回登場するマドンナ。これがなー、みんな薹(とう)が立った女優、タレントばっかし。旬な人は誰もいない。相本久美子、伊藤かずえ、根本りつ子、藤田朋子、中山エミリ、川上麻衣子、芳本美代子などなど羅列すれば言っていること分かるでしょ。それでも視聴率は取れる。この事実に他局のスポンサーは「うちはお金掛けているのにテレ東みたいになんで視聴率が良くないんだ」と不満たらたらだったと聞く。貧乏も工夫次第で金持ち相手に勝負出来る。そんな目で見るとますますこの番組も面白く思えてくるわー。コストパフォーマンス重視の人間にとっては神番組だな。



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