2023年10月7日土曜日

国体として最後の開会式

鹿児島特別国体が開幕した。開会式は麻雀しながらTVで見ていた。ブルーインパルスの飛行は順調に行われたけれど、危惧したとおり今にも雨が降りそうな曇り空で昨日の方がずっと映えていた。ま、雨だったら飛ぶことすら出来なかったはずで、開会式も無事に出来たし良しとしよう。↓ブルーインパルスとそれを見上げる天皇皇后両陛下。

その開会式、国体では聖火とは言わず炬火(きょか)と言うが、それを最終ランナーに引き継ぐランナー3人がトラックに登場した。51年前の国体で活躍した鹿児島県のアマチュアアスリートということでいずれも高齢者だった。その3人目の紹介アナウンスが流れた時、もしやと思って画面を見つめた。「軟式テニスダブルスで優勝」というアナウンスだったからだ。中学生の時、軟式テニスの先生が優勝したと記憶していて、その姿を見たとき、かなり年を取っておられたが、あの時のテニスの先生だと確信した。と、アナウンスで「中脇努さん」と流れ「ああ、中脇って名前だったねー」とつぶやくと、「え、中脇?!」と見せたまえが反応した。画面を見て「あー、中脇だぁー」とも。見せたまえとは同じ中学でしかも彼はテニスをやっていたはず。

卒業アルバムには白黒で小さく庭球部の顧問として写っていただけだが、思ったのは人って何十年経とうがそのシルエットとか雰囲気はあまり変わらないってことだ。なぜに中脇先生が炬火ランナーに選ばれたのは知らないが、個人的には嬉しいことだった。
その炬火は川崎宗則と柔道の濵田尚里に移され、最終ランナーは青少年男女が炬火台に火を点(とも)した。炬火台は昔と同じだ。中学1年の時の鹿児島「太陽国体」から約半世紀、来年の佐賀からは国民体育大会ではなく国民スポーツ大会(国スポ)となり次の鹿児島での国スポを私が見ることはもうないだろう。いやまてよ、この大会はだいたい45〜6年周期で行われるから110歳近くまで生きればわずかだが可能性はある。次の鹿児島国スポを見るまで生きていたい。ふむ、これが今後の私の人生目標だっ!

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