2023年9月5日火曜日

水口ゆきえ

2020年6月11日のこてる日記では「悲しき中津野用水路」のタイトルで、姶良は中津野地区の江戸時代に造られた用水路を話題にした。こちらでぜひ読んでほしい→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2020/06/blog-post_11.html




今日、病棟回診をした際、受け持ちにこの「水口ゆきえ」の子孫ではないかと思われる高齢女性患者がいて診察の後に確かめてみた。話しかけたところでスタッフに「患者さんは耳が遠いですよ」と言われ、そうだったと手書きボードに書いて質問してみた。「中津野用水路」のキーワードも添えてだ。↓。
すると、大きな声で「ですよー」と。予想どおりだったので私は大いに満足した。そして逆に「何で?(ゆきえさんのことを知っているの)」と聞かれた。私は耳元で声を大きくして「住所が中津野でしたからたぶんそうではないかと」「ゆきえさんは姶良では有名な人ですよ」と返事をしたのだった。水口さんは「ゆきえは水を引いて功績があったにも関わらず殺されたんだ」とはっきりそう言った。そして毎年(1月だったかな?)親族一同が集まって慰霊を続けているとも。

回診に付いて来ているスタッフはほとんどがキョトンとしていた。「おいおい、姶良出身もこの中にはいるだろ。姶良の小学校では『水口ゆきえ』と中津野用水路のことは習うって聞いたがな」と言うと、一人だけ手を挙げた。廊下に出るとスタッフらが「水口さんがいつもと違っていた。あんなに元気に話をする姿は初めて見た」と驚いていた。まさか、ゆきえの霊が乗り移った?!

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