2021年8月14日土曜日

高校1年女子が今後1ヶ月以内に急ぐべきこと

今日の土曜は朝から休みだったのだが、月曜朝の朝礼スピーチの準備がいよいよ切羽詰まって全く余裕がない。今回は「ワクチンの話」で20分ほど時間をもらっている。どちらかといえば専門的な話を分かりやすく、しかもみんなに「あ、やっぱりワクチン打とう」と思わせねばならない。ワクチンとはコロナワクチンもだが本命はHPVワクチンだ。今、接種率1%未満のHPVワクチンの状況を少なくとも息のかかったこの職場の職員の娘さんたちには打ってもらい、現状打破したいと思っている。2013年のあの騒動以来、このワクチンは怖いと勘違いし、あるいは打たせたいと思ってもあのけいれんの車椅子の少女たちを見てしまっては躊躇しているママさんたちがたくさんいる。しかしそれらは全くの杞憂で絶対にHPVワクチンは打つべしなのだ。

まずは最初のスライドは「結論:ワクチンは打つべし」から始めた。「そんなの分かっているよ」とみんな思うかもしれないが、ことHPVワクチンについてはそうではない人たちがほとんどなのだ。その固定観念を変えさせるには論理の破綻がないことはもちろん、スライドの流れも意識して作らねばならない。言いたいことがいっぱいあってそれらを整理しまとめるのに実は1ヶ月以上かかっている。そして自分なりに調べてみて、この問題に関わっている厚労省、被害者の会、思春期の女子、医療界、マスコミそれぞれの立場の考えや意識というものがそれぞれ分かって来た。

例えば厚労省の不可解な態度だ。自ら全国疫学調査を行いその結果も「ワクチン接種後の疼痛や運動障害などワクチン接種後に報告されている多様な症状はワクチンとは関係ない」と結論づけているのに、未だに「ワクチンの積極的勧奨をしないという指示を解除しないでいる。でもそれは1990年あたりのMMR混合ワクチンで薬害問題が尾を引いているからと理解出来る。厚労省はMMR混合ワクチンについては正式には謝罪していないが実質はそうとう反省しナーバスになっている。あの再現はしたくないという思いがHPVワクチンに必要以上に影響を及ぼしているのだ。WHOから日本一国が名指しで「HPVワクチンを打たせないのは間違っている、早く是正せよ」と言われてもふらついた腰を上げようとしない。「役人は失敗しない、失敗してはならない」という「役人の無謬(むびゅう)性」に縛られて「正しい」方針を貫くことが出来ないでいる。昨年からできるだけワクチン接種しやすいように少し方針が是正されてはいるが、接種率が1%未満はまったく解消されていない。この8年、その状態が続いているということは、その世代の女子は今、あるいは今後、子宮頸がんの危機に大いにさらされているのにだ。

具体的には2000年から2004年生まれの女子たちだ。残念ながら彼女らは定期接種(無料でワクチン接種が受けられる)の時期を逃した。2005年から2009年生まれの女子は今打ったほうがいい(現小学6年生から高校1年生の女子)。ただ2005年生まれの高1女子は後1、2ヶ月以内にワクチン接種を打たないと接種3回の完了までに6ヶ月かかるため、半年後の来年3月を過ぎてしまう可能性があり定期接種の恩恵に預かれない。青雲会病院職員にも彼女らのママがきっといるはず。そのママさんらに私の話をぜひ聞いて欲しい。将来、自分の娘が死ぬ可能性がありそれを防げる確かな方法(HPVワクチン)があるのに、誤った情報や扇動(被害者の会やそマスコミ)に惑わされ後で後悔しても遅いのだ。


6月末にNHKニュースでそんな後悔をしているHPVに感染した21歳の女性が出ていた(2021/6/22こてる日記「NHKニュースの子宮頸がん特集」参照)。彼女はタダでワクチン接種ができることを知らなかった。多くの人が未だ知らないままだ。HPVワクチンを接種してもまず問題ないことをまずは職員に知ってもらい、具体的にどうすればいいかまでスピーチするつもりだ。

また、ワクチン全般の誤解も解いておきたい。コロナワクチンで磁石がくっついたとのどうのとSNSにアップしている外人さんがいてそれで躊躇しているという日本人男性もニュースで出ていた。バカな・・。そこで私は実際に自分がやってみせ「あんな平板な電池かコインは普通にくっつくんだ」と写真に撮った。
↓の写真参照。強く押せばたいていくっつく。1秒でみんな出来まっせ(笑)。

ともかくも今回のスピーチはこれまでブログに書いてきたように子宮頸がん対策推進のための自分の思いがあふれている。まだ終わらないが、明日の夕方は病院当直も控えているので休まず作っていこう。ふーーっ。

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