2016年5月22日日曜日

牙が生えている?

さあ、日曜当直でしかも当番日という一番きついお仕事の始まりだぁー。

と、気合いを込めて仕事に臨んだのだが、意外にもごく普通の当直業務だった。当番日はDr二人体制で今回は一外科のYouSack.Drもいたにも関わらず重症患者もいなかったしね。そんな中、夕方に来た高齢女性には少し驚いた。

「牙が生えている」って話しだったので、見てみると・・

義歯の留め金が舌下に刺さってしまい取れなくなったのだった。ちょっと見では鬼の口に似ている。外すのは造作もないことで直後数分出血したのみで問題なく終わった。


でも義歯をはめるだけでこんな危険な目に遭うのはどうなんだろう。必ず歯医者さんに診てもらうよう話して帰ってもらった。

夜は当番医ではないが、湧水町から胸痛患者の救急要請があった。旧町名でいえば栗野からだ。ずいぶん遠いナと思ったけれど基本的に受け入れは断らないのでOKした。でも患者の家族が救急要請して当院に運ばれるまで1時間弱もかかっていた。さらに緊急で検査した結果、急性心筋梗塞とわかりCCUのある病院へ転送しなければならず、今夜は姶良郡では七五調病院が担当で電話依頼しFaxで心電図を送ると受け入れOKでまた救急車で霧島市まで逆走する羽目になった。息子さんも霧島市に住んでいて鹿児島市に搬送するよりよかったようだ。

でも、最初から霧島市の病院が受け入れてくれたら1時間半くらいは短縮できていた。心筋梗塞なら急変することもありうる(実際、2週間前には心筋梗塞で運ばれ救急外来で心肺停止になり七五調病院に緊急転送するも翌日亡くなったケースがある)のでどうにかならなかったかな。救急搬送患者の7、8割は一刻を争うほどではないというのが私の実感だが中には命に関わる場合があり、あまりに遠い医療機関へ搬送するときは救急隊員も病状を見極める力も必要だ。今回はラッキーだったと言えよう。

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