2016年5月15日日曜日

高田みづえ、頴娃を知らしめる

先週から2週に渡ってMBCの「どーんと鹿児島」で高田みづえとその故郷旧頴娃町を巡る特集があり、ビデオに録画してじっくりとみた。MBCラジオ女性アナウンサーと二人で頴娃町の名所や出身集落である耳原(みみはら=みんばい)のゆかりの場所、店、学校を訪ねる内容だった。彼女の生まれ故郷は私の頴娃大川(おおかわ=うかわ)とはすぐとなりで1才下の従妹ヒトミンチョとは中学同級の友人である。私もそのまま田舎に残っていれば高田みづえとはきっと知り合いになっていただろう。

番組内で地域住民と語り合う際に高田みづえはぽろりと頴娃弁が出ていた。かしこまった場面では耳原のことを「みみはら」と言っていたがつい「みんばい」と訛って出たり、よもぎ餅を「ふっのもち」と言ってみたり・・。そうそうサツマイモの飴(あめんどろ)でよもぎ餅を食べる習慣は頴娃、知覧など南薩地方だけの習慣だったとは私も知らなかった。幼いころからあめんどろを付けて食べていたのでみんなそうして食べるものと勘違いしていた。ひええー。

最近は頴娃町も水成川(みずなりかわ=みないがわ)の番所鼻にある「タツノオトシゴハウス」や大川の「釜蓋神社」など観光名所がよく話題になる。どちらも開聞岳を臨む海岸沿いにありそもそもが絶景ポイントだ。
番組では大野岳、茶畑などいかにも頴娃らしい渋めの光景も取り上げていてさながら頴娃町PR番組だった。本土最南端の火山灰土地で米は取れず芋畑と茶畑しかないど田舎だけどそれゆえにアピールできるものがある。高田みづえもデビュー時は「指宿」出身としていたが最近ははばかることなく頴娃出身さらに一集落である耳原出身を強調し故郷に恩返ししたいと言う。

そうそう、私が日頃お世話になっているスチョルDr、ぷーさん病院のてげてげ院長、フクスヂDrはみづえと同じ耳原出身だ。スチョルDrによると耳原には「高田」「大原」「福元」「福永」の四姓しかないらしい。鹿児島や加治木に系列病院を持っているハイデン先生もどうやらここの出身のようだ。

あと、彼女は子どもの頃「南国情話」をよく歌っていたという。これはまた、私も子どものころから大好きな歌で大学生のころにはドーナツ盤のレコードも買ったほど。作曲は「島育ち」の三界稔、作詞は大御所の石本美由紀(憧れのハワイ航路、悲しい酒、矢切の渡し)、歌は若山彰(喜びも悲しみも幾年月)・能沢佳子のデュエットだ。いやいや懐かしい。https://www.youtube.com/watch?v=zBPHSu5hOeQ(昭和39年の映画「十七歳のこの胸に」がバックに使われている。17才の西郷が若い。共演は本間千代子)

ともかくも私自身の故郷をあまねく紹介、堪能させてくれた「どーんど鹿児島」、有難い番組だった。

1 件のコメント:

  1. ヒトミンチョ2016年5月23日 13:26

    おほほ打ち合わせには行ったんですけどね
    TVは恥ずかしいので遠慮しました
    みづえさんの南国情話中学の時初めて聞いて
    鳥肌が立つくらいうまかったのを覚えています

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