2015年3月30日月曜日

女は子宮で考える

近隣在住で郡部に小さな医院クリニックを開業していた内科Drが先月亡くなったのを知ったのは新聞広告でだった。急なことでまだ60才代半ばなのに何で亡くなったのかは知らずにいた。それが今日、カールがそこの奥さんとスーパーでばったり会ったそうで、「けっこうやつれていた」そうだ。カールは「このたびは大変で・・」と声を掛けるの精一杯でとても詳しいことは聞けずにいたところ、奥さんの方から「膵臓癌でした。半年ほど前に分かったときにはすでに手遅れで・・」と教えてくれたという。確か二人子どもがいて一人は医学部にも進学していたはず。まだ学生とはいえ一応の目処が立っていたのは良かった。膵癌か・・これになってしまったら助かる確率は低い。自分でもきっとあきらめてしまうだろう。

それはまあいいとして、この話題にカールが毒されてしまって私やチッチは大変だった。もしうちの旦那がそうなってしまったら・・と急に我が身を思い不安に駆られてしまったようだ。「チッチ、あんたは勉強もしないでだらだらしてていいの!」「テルくんもxxxxxxxxなんだからー(怒)」ほかにもブチブチ言って、何でこんなトゲトゲしいんだと思うほど。でもここで理屈でもって反論しても何もいいことはない。じっと嵐が過ぎ去るのを待つのみ。チッチもその辺はかしこく黙っていた。テルあたりは口答えする癖がありだから相性が悪いんだよ。

これって女だからだろうか。ある感情に支配されると論理的な思考がストップしてしまう。私が昔から言う言いぐさで「女は頭でなくて子宮で考え判断する」は間違いないようだ。チッチに「いざという時、父親の存在がいかに大事かってことが分かるだろ」と言うと小さく肯いていた・・。

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