2014年9月13日土曜日

専門外なれど・・

今日の土曜は午前勤務のあと当直に突入だった。なぜか脳外科がらみの救急が多く、特に50才代で私と同年代の男性、彼は脊髄腔に動静脈奇形からの出血を起こした思われ、シマッチ院長に連絡取ると「うちでは対処出来ない」とのことで居間きれい病院に転送になった。20年ほど前に同様の出血を起こし麻痺が残り居間きれい病院で治療後青雲会病院で毎日のようにリハビリに励んでいる人だった。何度も不幸がやって来てと嘆く余裕すら今はない。とにかく無事であってほしいと願うばかりだ。この他脳梗塞の80才代男性、てんかん発作の中年女性が運ばれたりとその度にシマッチ院長に連絡して入院させたり外来で診たりと脳外科の手先となっていた。青雲会も脳外科常勤が一人故にすべてをここだけで完結は出来ない。かつて脳外疾患なんて一人ではほとんど診たことなかった私が今や脳外研修医並みに働いている。まあ医者の端くれで地域医療を担うからには専門外といえどもこのくらいはやらねばならない。専門外だから診られませんは通用しないのである。

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