2014年5月4日日曜日

踊らず踊らされず

連休の合間で特に何もしない日だった。朝は昨日2回目の車検で預けておいたプリウスをトヨタに取りに行った。いろいろ調整してもらってかなり調子良くなった。タイヤは交換した方がいいですよと言われたがすでに2回交換しており予定では今年末くらいと思っている。それに2年以内にプリウスってモデルチェンジあるんでしょとセールスの人に水を向けると「そうですねえ」との返事だったのでこれはあると感じた。(なければ「分からない」と答える)モデルチェンジがあれば買い換えてもいいかな。ならばタイヤ交換はもう少しねばろうか。

昼間はちんたら過ごし夕方はサッカー部練習試合で大隅にバス遠征しているチッチを迎えにS學館校庭まで行った。18時ぐらいと聞いていたがこれが一向に帰ってこない。エンジン切ってシート倒して待っていたらそのうち寝てしまった。3、40分ほどしてバスが来た。しかし降りてきたのは女生徒ばかり。バスケ部のようだった。特に用事もないし眠いしでまた寝た。元々遅れた上に渋滞に巻き込まれたとかで結局バスが着いたのが20時前。何と2時間も待っていたことになる。忙しい時分なら怒りまくっていたかもしれないが、チッチに「こういう時はメールか何かで連絡しておくべきだよ」と諭すにとどめた。心優しい父親なのだ。

一昨日話題にした人間ドック学会の正常値問題はどうにも分かりにくい。基本は新たに出た正常値(?)をまともに信用してはならずこれまで通りの値を守のがいいと言いたかったのだが、現役医師たちも迷惑なことが多いとほとんどが批判的であるようだ。困惑した外来患者にどう説明するかでネットの「Doctors Community」にわかりやすいのがあったので以下に紹介しておこう。

・・私は患者さんにこう説明しています。

『発表した人間ドック学会のホームページを見てみたら、 2年間で人間ドックを受けた15万人のうち、 タバコを吸わない、酒も飲まない、太っていない、薬も飲んでいない、 今まで病気になったこともない、 そういった健康な人、1-1.5万人を集めたら、そういった数字になった。 それを、今から5-10年追跡調査して、脳梗塞や心筋梗塞を起こすか、調べる「中間報告」だそうです。 私も新聞読んで、変更になったのかと思って、ビックリしたけど、あくまで今から調べる「中間報告」みたいです。今後のことはまだわからないです。 でも、質問してくれたからいいけど、この報道で勝手に薬をやめて、心筋梗塞とか脳梗塞になったら、誰が責任をとるんでしょうね~。』

これで1~2分、患者さんも納得して帰っていきますよ。」

別の医師は以下のようにも述べている。

「人間ドック学会は健康人から基準値を出し、従来の基準値は病人から出している。その間には差が出て当然。どちらも価値があるが、医療費削減、薬害減少、生活習慣の自己管理ができない日本人などの理由からその基準値の差は従来の方に傾けて現場対応することが現実的だろう。患者さんには今までの基準は薬屋のお金で作られた基準だけでなく、多くの動脈硬化性疾患の犠牲者で成り立っている側面も強調してもいいだろう。」

文体がえらく違うがいずれも従来の基準を守るべしという点に代わりはない。踊らない姿勢って大事ですよ。

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