2022年12月19日月曜日

アルゼンチンの勝利に揺れる

遂にW杯も決勝の時を迎えた。午前0時から試合開始で、カールは「起こしてネ」と22時前には寝て、私も実はその頃から仮眠していて、目覚めた時はすでに試合が3分ほど経過していた。 

例によって私はAbemaTVの本田圭佑解説をでカールはTVで観戦した。前半はアルゼンチンが圧倒、点も2点入れたし、フランスはシュートを1本も打てなかったほどだ。これはアルゼンチン監督の戦術が見事にはまったのと、準決勝から決勝までがアルゼンチン中4日とフランス中3日の差、それにフランスはウイルス感染かなにかで体調を崩していた選手がいたのが影響したのかもしれない。本田解説ではフランスのFWデンベレが調子悪いと酷評し「絶対に交代させるべき」と指摘し、実際、前半終了前には交代させられた。後半も最初はアルゼンチンペースだったがフランスの監督もすごいね。中心選手のグリーズマンまで交代させ勝負に出た。するとフランス攻撃陣が活気づきPKからエムバペ得点、さらに1分後にまたもやエムバペのボレーシュートが決まり一気に同点に追いついた。その後は延長に入ってアルゼンチンも選手交代させメッシのゴールを生み、3ー2で決まりかとも思えたがペナルティエリア内でにハンドでまたまたPKでエムバペが決め3ー3の同点とすごい決勝になった。本田はあからさまにアルゼンチンびいきで私もそうだったからPK合戦も固唾を呑んでアルゼンチンの成功を祈った。決勝のPK戦での決着は1994年のブラジル対イタリア、2006年のイタリア対フランス以来だった(ともに前者が勝利し優勝)。

何て言うかな。アルゼンチンの国民やファンだけでなく、他の国の人たちもメッシにW杯のタイトルを取らせてあげたいという空気があったんじゃないか。開幕カードでサウジに負けたけど、その後のアルゼンチンの選手たちはよくまとまっていた。チームが優勝するには選手らの気持ちが一つにならないといけない。そうでないチームはどこかで破綻や取りこぼしが起きる。ブラジルもクロアチアに延長で1点リードしながら守備に徹しきれなかったのはどこかに抜けたところがあったのだろう。

私とカールは最後まで見て、さらに表彰式まで見た。もう午前4時だったよ。そうそう、アルゼンチンの勝利が決まった瞬間にサポーターらの様子が映し出されたが、びっくりしたのは上半身シャツを脱いで大喜びしているアルゼンチン女性がいたこと。その後のネットトピックスでもちょっと話題になっていた。↓。
ラテンやねぇ。こんな女性、日本いや東アジアにはいないわ。ついでに動画も載せておこう。
いやー、約1ヶ月、面白いW杯だった。試合を構成するものとして、アディショナルタイムを正確に加算、5人交代枠、VARの活用なども今後定着すべきと思った。それと南米ヨーロッパ以外の国の躍進もあったが、一番はスーパースター、メッシの念願が叶った大会として記憶されるだろうな。

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