2022年12月1日木曜日

たった1枚のレシートの怖い話

ちょっと怖い話をしよう。

今日の夕方、自宅に帰る前に団地内のガソリンスタンドに寄って給油した。支払いは医師会のクレジットカードをいつも利用している。若干の値引きがあるからだ。満タンにして、給油終了後に出てくるレシートを取り給油量から走行距離を割っておおよその燃費を確認する。今回は21.6km/Lだった。

そのレシートを取る前、他人のレシートが取り残されているのに気がついた。手に取って捨てようとしたが、「ガソリン52.75L」という数値に目を見張った。50L以上も給油したって?驚きだ。プリウスはタンクにどのくらいの容量があるか知らないが、いつも30Lちょっとで35L以上入れたことがない。それでも700kmくらいの走行距離は出る。50L以上入れる車ってどんなに大きな車なんだろう・・。

で、ここからだ。そのレシートをよく見ると、名前の欄に「イシカイ 〇〇〇〇様」とカタカナで人名が書かれていた。おっと、私のも同じ医師会カードだからいっしょではある。同じ団地内に住む医師なのはほぼ間違いないだろうが名前は聞いたことがなかった。帰宅して医師会名簿を見てみると、はたしてその名はあった。某老健施設の施設長をしているらしく70歳代、某国立大出身と分かった。

医師会名簿も現在はドクター名と専攻科、勤務先or開業施設名、出身大、生年(不記載希望者のは載せず)くらいしか情報は載っていない。以前は自宅住所、電話番号、生年月日も載っていた。個人情報保護法が制定されてから名簿もがくんと情報量が落ちた。時代の流れゆえそれは当然であると考える。でも、私は古い医師会名簿もまだ持っていたので2004年版ので確認すると、自宅住所、生年月日も分かり、以前の勤務先も判明した。このこてる日記の某読者がかつて院長を務めていた病院だった。さらに自宅住所からGoogleMapを利用すると・・ストリートビューで自宅と駐車場も見ることが出来た。そしたら、その大きな車ってのがトヨタの某高級車で型番まで分かった。その車のタンク容量をネットで調べると66Lもあった。50L以上も給油するはずである。↓この車。ナンバーはGoogleが既にぼかしていて、ロゴや型番は私がぼかした。

いやー、ここまで調べるのに30分もかかっていない。たった1枚のレシートからここまで簡単に調べられるのである。ちょっと怖くない〜?

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