2022年12月8日木曜日

ただでは死なない

今朝の南日本新聞にほぼ端から端まで使っての型どおりとは全く違う長文の死亡広告が出ていた。満81歳で亡くなった吉岡靖雄さんという人の死亡広告だ。

株式会社「てまひま堂」といえばちょくちょく見聴きする会社名だ。吉岡氏の死亡広告に続くそのてまひま堂の死亡広告がすごい。↓。
何もないところから会社を立ち上げ、その会社名からバナナの販売をしていたのだろうが、マンションや車販売、飲食店と貪欲に商売をやっていたようだ。60歳過ぎても健康食品の会社を立ち上げ、おそらくは業績を伸ばし今に至っていたようだ。これを読んで「そもそも『てまひま堂』って何の会社?」と思った私はGoogleで調べてみた。ほう、にんにく卵黄の製造販売かぁ。鹿児島では「健康家族」って会社も有名だな。ていうか、私は「健康家族」しか知らなかった。以前そこのCMを日記ネタにしたこともある。

ただ、この吉岡ファミリー、この死亡広告のように死んでもただでは死なないところなんざ、生粋の商売人だなと思った。よく読むとどこにも「にんにく卵黄」とは書かれておらずあからさまな宣伝ではないけれど、私は「てまひま堂」=「にんにく卵黄」ってしっかり覚えたもん。そして跡継ぎはなぜか三男になっている。このあたりも長幼よりも実力を優先する実践的な商売人の姿勢が伺える。いやこの会社のことを何も知らないが死亡広告一つでそんなことが透けて見えるんだ。

それにしてもにんにく卵黄の会社ってこてる日記ネタになりやすいな、ハハ(⌒о⌒)。

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