2021年7月6日火曜日

いまさらながら大谷翔平

朝、カールが南日本新聞を読んでいて「あら、蟻順さんってテル君の知り合いじゃないの」とつぶやいた。うん?「亡くなっているわ、死亡広告にある」と言う。一瞬、小中高時代の同級生かと思った。名前がほとんど同じだったから。寝ぼけ頭をぶるっと振って思い出せば、以前青雲会病院に勤務していたDrの名前だった。死亡広告を見ると昨日の午前11時31分に家族の見守る中で亡くなったとのこと。私と同じ年だからまだまだ亡くなるには早い。数年前までは同じ地区の感染症委員会の集まりにも参加していたが、最近は役を離れたのか会うことはなかった。

病院に行き、みんなに蟻順先生のことを教えると、例外なく驚いていた。「ええー!本当ですか?」「え、まだお子さんは小さかったはずなのにー」などなど。調べると9年前に当院を辞めていたから最近の詳しい消息を知っている人はほとんどおらず、なぜ亡くなったかは誰も知らなかった。いずれにせよ還暦過ぎくらいで亡くなるのはまだ早い。冥福を祈るばかりだ。

アメリカメジャーリーグではもう大谷翔平の話題一色だ。そりゃピッチャーでホームランもトップとなれば話題にならない方がおかしい。おまけにこの間土曜日の試合では9回裏に敬遠気味の四球で出塁すると盗塁からライト前ヒットで快足を飛ばしサヨナラホームインまでした。私たちは麻雀をしていたが、その時は還暦過ぎたおっさんらが手を叩いて大喜びだった。野球って投げて打って走ってのスポーツだから本来はこの三拍子そろった選手がいてもおかしくない。でもリトルリーグや高校野球ならまだしも最高峰のメジャーリーグになるとそれぞれのスペシャリストにならないとやっていけない。そこが大谷翔平のすごいところと、日本人ならずアメリカ人も思うわけだ。

彼があくまで二刀流にこだわりそれを良しとし受け入れた日本ハムや栗山監督はえらかった。あの頃、どっちか一方にすべきという意見や論調がほとんどだったのだから。でもその日本ハムに負けてソフトバンクは2016年は日本シリーズに進出できなかった。大谷にやられたんだ。そこでシリーズに出ていればおそらく日本一になって2014年から2020年まで7年連続日本一だったものを。まあそれくらい大谷はすごいってこと。近々オールスターゲームもあるそうだ、大谷よ、目にものを見せてやれ!

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