2021年2月22日月曜日

女医さん

 朝礼のスピーチは女医のコジロDrだった。彼女はスピーチ冒頭でも披露していたが島根県は隠岐の島出身だ。およそ鹿児島にいて隠岐の島出身の人と会うことはほとんどない。彼女は高校生になったら松江まで出てきてそこから九大の工学部に進んだ。このあたりから九州との縁が出来てくる。大学院まで行った後に某製薬会社の就職し製薬業務に携わるが、徐々に人と接する仕事がしたいと思うようになり鹿児島大の学士入学(鹿児島地域枠)し医師となった。去年4月から青雲会病院に週4回勤務、大学に週1回血液内科に所属して研究にも励んでいる。結婚もし子どもも出来てまさにフルパワーで生きている。

私らの頃は学士入学とかはなかった。推薦入学もいや面接すらなかった。私も若干そうだったが、何のために医学部に入ったのか、医師になりたいのかすらはっきりしない学生でどうにか卒業出来たものの、10年以上本気で医業に取り組んでいなかった気がする。コジロDrのように回り道しても途中からはっきり医師になりたいと思って取り組める人は強い。患者さんやスタッフにも評判がいい。4月からは子どもが小学1年になるそうでますます忙しくなるそうだ。医学部入試で女性や年配者を差別していたとして少し前に批判されていた。それは真っ当なものだった。彼女が証明している。女医という言葉が死語になる日も近い。

病院も彼女らのために働きやすいいい環境作りをしていかねばー。

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