2016年11月4日金曜日

イン カプセルホテル

学会も大会場でのシンポジウムやパネルディスカッションで最新かつ重要なテーマを学ぶのもいいが一般の演者のポスターセッションも面白い。ただこのところ、デジタルポスターと称し大モニターでのミニ発表になっているのは少々不満だ。紙ポスターの方が自分の興味あるテーマをあらかじめさくさく見ることもできるのにデジタルポスターだとその時間その場にいないと全く内容を知ることができない。あらかじめ下調べして会場をあちこち動く必要があるし、あれも聞きたかった見たかったのにこれだけだった、と少しもの足らなくもある。

今回ちょうど2つのセッションの間に立って最初右、次左と見ていたら一番見たかった大腸憩室出血を留置スネアで治療するという講演の出だし15秒くらい見損ねた。そこで動画の解説があったのにー。予定時間より2、3分早く始まるかねぇ。ぷんぷん。

昼休みは何と中庭でジャズバンドの生演奏もあった。巨大学会ならではだがこれは初めての試みだろう。その回りは縁日の出店が並ぶという趣向で学会参加者はタダで飲み食いできるサービスも付いていた。ただし、昼を食べた後だったので小さなアイス1個とお茶だけしか頼まなかった。

さてさて学会ネタはこれくらいにして今回の出張でのメインイベントは生まれて初めてカプセルホテルに泊まったことだ。昨今の外人旅行者大幅増加のせいか、3ヶ月も前に宿探しをしたのになかなか手頃なホテルが見つからず(空いているといっても1時間以上も離れた有馬温泉しかも2万以上もする旅館には泊まる気はしない)、三宮駅に近くて温泉もついている神戸クアハウスというカプセルホテルにしたのだった。2泊食事なしで7700円と値段は圧倒的に安い。無線LANはついていたのもOKした要因。それと一度カプセルホテルなるものに泊まってみたいという怖いもの見たさもあった。

神戸クアハウスは温泉だけの客も多く確かにお風呂だけは上等なホテルより良かったかも。私の泊まったカプセルはデラックスタイプで半畳ほどのスペースがあり椅子と極小のテーブルになる場所もありこれはインターネットするのに助かった。

カプセルの中は寝るにはまったく不自由はない。ミニTVを寝ながら見られるし寝ようと思えば枕元のスイッチ一つでOKだ。値段も安いし確かにこの選択もありだ。でも、トイレや歯ブラシなどいちいち階段近くの共有トイレ、洗面に行かねばならないのが面倒だし、電話など大きな声ではとてもしゃべれない。隣の声が何を言っているのか分からないがちゃんと聞こえるのでえらく気を使う。そして夜12時頃だったかな、ほろ酔い加減の数人のグループがやって来てがやがやしゃべり、ちと怖かった。ちいさく錠が掛かるようになってはいるが・・この時だけはああカプセルなんか選ばなければーと思ったよ。ホテルには安全安心感にお金が掛かっているんだと実感した。

小さなカプセルという空間の中でぐっすり寝込めると思っていたが朝は意外に早く覚醒した。これは周囲のガタゴトの音、わいわいの声が響くからかも。空間を効率よく使い、コストパフォーマンスは抜群だがたまの旅行を楽しみたいならやはり普通のホテルがいいと思った次第だ。

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