2016年6月13日月曜日

老人を見たら〇〇と思え

朝礼スピーチはまずまず好評で終えられた。最後のボウリングも私がストライクをとってドヤ顔だろうという予想を裏切り、みんなのウケは良かった。スピーチの仕方も上手になっていると複数の人からお褒めの言葉もいただき、思えば去年から何回もやって慣れてきたからだろう。いやー、それにしても疲れがピークだ、少し仮眠してから病棟業務に入ろう・・。

しかしその仮眠がなかなか取れなかった。月曜は血液検査など入院患者に実施することが多くその判定や指示出しなど一通りやるだけでも2時間以上かかるしー。内視鏡室から手伝いに来てくれないかと催促もあったが断った。とてもそんな余裕はない。救急担当は終わったはずだが午前と午後に上部消化管がらみの高齢患者が運ばれそれは私が担当することになった。ふう・・どうにか仮眠出来たのは昼前の救急外来室でのことでそのままうつ伏して15分くらい寝ていた。さすがに周囲の目もあり誰かが起こしてくれたがこの15分仮眠は結構効く。夕方までは普通に仕事が出来た。起き上がった時には顔が鬱血し赤い隈取りのようになって周囲が驚いていた。

午後は可愛いんだ理事長が外来で診た高齢女性が粟粒結核でその話しを聞いて少しビビった。前日から発熱で状態悪いとのことで近医クリニックから紹介受けて胸部レントゲン撮ると粒状でびまん性に拡がる浸潤影に理事長はピンと来て胸部CT、喀痰検査を指示した。するとガフキー4号が出てもろ肺結核だった。私が最初にその画像を見て理事長みたいにてきぱき判断できたか?もしかしたら別の肺疾患を考えてしまわなかっただろうか。これを別の病気間質性肺炎などど速断していたら治療法が逆効果になっていたかも。当然結核を診ることの出来る病院で治療すべきのところ、他の合併症もありすぐには受け入れてくれそうになかったらしいが、そこは理事長の押しの強さで同意させ転送と相成った(そうだ)。先週もガフキー2号(10号が一番重い)患者が見つかりその人は入院時に疑いがあり陽性が出た翌日に転院した。

かつて結核蔓延時代に罹患し沈静化していた高齢者が抵抗力が落ちて結核発症するケースが今後もしばらくは続くだろう。よく「女を見たら妊娠と思え」は医学界ではよく聞かされる格言だが「高齢者(老人)を見たら結核と思え」も新しい格言になるかも。

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