2014年12月18日木曜日

ぼーっと腫れて、だーっと出て

昨日は雪が山間部では積もり、病院から見える姶良の山の上4分の1ほどがうっすら薄化粧していた。高速道路が通れなくなるほどではなかったが霧島あたりは結構積もっていたらしい。他県ではさらに交通事情の遅れなどで影響が大きくかったらしい、というのは今夜国分スターレーンでスリウェル君に上げたマスターマインドのリニューアル披露が出来なかったのも雪のせいだったからだ。プラグ用品などの道具を運ぶ車が広島あたりで渋滞に巻き込まれ大幅に遅れていたんだとか。そんなわけでスリウェル君はいつものタブーレッドで投げることになった。

ちょうどイキナリDr兄弟も先に来て投げていた。彼らはだいたい木曜が練習日みたいだ。来月の姶良郡医師会ボウリング大会にも参加予定とのことで練習にも気合いが入りますなー。

1ゲーム目は私はマスターマインドインテレクト好調の流れで202だったがスリウェル、タナカッツ両MRは100ちょい越えのひどいロースコア。レーンのオイルの撒き方が日頃のT-MAXとは違うとはいえちょっとひど過ぎない?でもスリウェル君は最後の10フレあたりから腰を落としいい感じで腕が振れていた。2ゲーム目になると安定してストライクかスペアで全くミスをしなくなった。私の方がスプリットが出だしてミス連発し終わってみれば私123、スリウェル223と100ピンもの大差、昨日のネット麻雀じゃないけれど明暗反転の結果になった。え?スリウェル君このスコア自己最高だって?へーー、それはおめでとう。ううむ、つまりはボールではなくてフォームが大事ってことやね。

3ゲーム目はまたも私が負けそうだったが10フレで4、10の難しいスプリットを奇跡的に取れて163対144で上まわった。ふぅー。彼も10フレはスプリットでどうも今日の国分はスプリットがよく出る。4ゲーム目も3回出て最後は究極のスプリット7、10でこれは意識的に狙ってみた。7ピンを薄く当てバックボードに跳ね返らせ10ピンを取るというかなり偶然の助けもいる方法だ。プロは10ピンを薄く当て7ピンへのラッキーを狙うが私にはこっちの方がやりやすい。ボールは予定通りの軌道で当たってくれたが当たりが弱く届かなかった。10-7メイクは実はプロボウラーでもパーフェクト達成より達成率が低い(パーフェクト達成の約10分の1)程の超難関のスプリットだが一生に1回は達成してみたいものだ。

そうそう、今日の昼間の救急当番ではゴルフ場からボールが目に当たったという初老男性患者が運ばれて来た。他県から友人らとゴルフをしに来ていたらしいがその友人のフルスイングした打球が左眼直撃したという。先に打って30mほど前にいてこっちには来ないだろうと待機していたらーだったらしい。運ばれて来て一目、私の手に負えないと分かった。左眼周辺は大きく腫れ、眼窩からは血がだらだらと流れて来ているんだ。今日は鹿大から週1でタノミルDrが来てくれていて彼に任せた。結局大学病院へ転送となり眼球摘出になるという。聞いた話、お互いに「自分が悪かった」と言っていたそうだが・・なんという悲劇。ボウリングでは腕が痛い指が痛いはあるがこんな事故はまずない。ゴルフには怖い一面があるね。

1時間くらい後、ちょうど外来に外科のテッシーDrが外来看護師らといたので「先生、さっきのゴルフボールの一件見ました」とそのひどさを教えようとした。で、その言い方を聞いていたニッシNsにえらく笑われてしまった。「センセ、『左の目がぼーっと腫れて血がだーっと出て』だなんて、うちの小学生の子どもが言いそう」と。ううむ、専門外のことになるとらしき言葉がすぐには出てこないのよ。それにしてもとても医師が医師に伝えるような言葉ではなかったな、確かに・・。

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