2024年8月7日水曜日

日本レスリングの伝統

もともと深夜や未明に起きてごそごそする習慣だが、このところパリオリンピック観戦でますますそれが根付いてしまった。

レスリングが男子グレコローマン、昨日の文田健一郎に金メダルに続いて日下尚がまた金を取りよった。↓上、文田。下、日下。
おいおいグレコローマンってこの何十年金メダルは取れなかったのにいったいどうした?!文田選手のお父さんは山梨の韮崎工業の監督をしていて元々は鹿児島の鹿商工(現:樟南)のレスリング部出身だという。へー。当時の鹿商工はレスリングが強かったもんねぇ。私が中学1年の時、5歳年上の照れるよ従兄が枕崎高のレスリング部にいて鹿児島国体の選手に選ばれ鹿商工に来て練習を積んでいた。練習が終わったころだったのかな、鹿商工と甲東中は近かったせいか、ちょうど放課後の中学校裏門前でばったり出くわし「おう、こてるかぁ」と声をかけて来た。すると、そばにいた同級生のイノタツ君が「お前の従兄の兄さんは柔道をしているのか」と言ってきた。「いやレスリングだけど、なんで?」と聞き返すと「いや、耳たぶがつぶれていたんだよ。あんなのは柔道やっている人に多いんでね」とその観察眼に驚いた。確かにマットにしょっちゅうこすれて耳たぶが腫れていた。その後太陽国体(昭和47年)で照れるよ従兄は何kg級か忘れたが見事優勝したのだった。

グレコローマンは日本では選手層が少ないことがここ何十年かの低迷の原因らしい。しかし日本のレスリングはずっと日本のお家芸として連綿としてつながっていた。そもそも日本女子レスリングがここまで強いのは男子レスリングの指導者たちがいたからこそだ。

女子は金絶対と思われていた須崎優衣が1回戦でインド選手に敗れたもののその後の敗者復活戦では圧勝続きで銅を取った。インド選手はその後の減量に苦しみ計量失格になった。だったら最初から負けろよーと言いたいが・・。でもポイント奪った瞬間は須崎の動きがなんだか非常に悪く隙を突かれたようだった。オリンピックは相手選手もどうにかして勝とうとそれこそ必死に来るのでまったく油断ならないってことだ。柔道の阿部詩もそんな感じで敗れたな。

レスリングも面白い。今大会は男子も活躍しフリースタイルの樋口黎も金有力候補だ。おっとそうだ、今日から夏の高校野球甲子園も始まったんだわ〜。朝日新聞出版の甲子園号も買ったよ。メジャーリーグもあるし、全くスポーツ観戦で寝るヒマないっすー。

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