今日は年休を取って田舎へ墓参りに行った。最初はチッチは家においておくつもりが体調も良くなっていたのでいっしょに行くことになった。
しかし朝一で甲子園が神村学園対中京大中京戦、それにドジャース対ブルワーズ戦をやっていたのでそれを交互に見ていた。神村学園は鹿児島代表ではあるけれどその戦績には私は冷静で勝っても負けてもどっちでもという態度だ。ましてや相手が中京だったので前半中京に2点リードされていても「逆転できる力がないならそれはそれで仕方ない」と思っていた。それより大谷のドジャースは初回にラッキーもあって3点先取したのにすぐに追いつかれその後逆転されてしまった。神村の方は6回に3点を入れ逆転、9回には2番バッターがホームランを放ち4点目、9回裏に中京に1点を返されるも4ー3で逃げ切った。へー。神村と中京は毎年ゴールデンウィークに練習試合をしていて、神村小田監督曰く「一度も勝ったことがなかった」そうだが、今年はなぜか都合がつかず本番で当たることになったとか。臆せず戦えたのはそういう因縁もあったからか。
ドジャース大谷の方はこのところ絶不調だ。今日も4打数0安打。とにかくヒットが出ない。今月はたまにホームランを打つから話題になるけれど打率がみるみる下がって2割9分台になってしまった。好不調の波は誰にでもあるが今シーズンは不調と思われてもすぐに回復していただけに少し心配だ。その代わりといってはなんだがレッドソックスの吉田がかなり好調だ。チームは負けたが3安打していた。そういえば最近日本のプロ野球をとんと見ない。パ・リーグはソフトバンクが1位を突っ走っているのは知っているがTV放送があってもあまり見る気が起きないんだ。そりゃそうかもね、これだけメジャーリーグ中心の観戦、そしてこの時期は高校野球も見ていたら。
墓参りが終わって実家やヒトミンチョ家にも寄らず帰ることにした。今年は互いの都合がつかなかった。帰り、知覧を通る時に特攻平和会館に向かう車がそこそこ多いのに気がついた。「卓球の早田ひながどこに行きたいかと聞かれ、ここに行きたいって言っていたな」と私がつぶやくと、チッチが「ここに張っていたら早田ひなを見られるのか」と言った後「以前、映画『永遠の0』を見た後、その手の記念館に行ってみたくなり鹿児島に帰って来た時に友人を誘ってここに来たことがある」と教えてくれた。早田が特攻会館に行きたいというのを中国の一部の人は批判していたらしいが「侵略を美化するものだ」とでも言っているんだろう。以前、会館の関係者が「戦争の悲惨さ、二度と悲劇を繰り返してはならないと誰もが思うはずです」と言っていたが、実際に訪れた多くの人がそう思うはずだ。
終戦の日でもある今日、早田やチッチの言動を知り、若い人たちが特攻会館や去年私たちが訪れた広島の原爆資料館などを訪ねるのは意義あることだと実感したことだった。
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