2024年1月5日金曜日

結局、忙しい自慢

ふぅ・・別に忙しい自慢じゃなけれど、今日も忙しかった〜。

朝一で「救急車が来まーす」と連絡があり、診察&指示を出して、午前9時から人間ドックのスメア検査4名を済まし、外来業務を始めた。紹介患者もいてそのあたりはいつもの忙しさだったが、午前11時ごろには内視鏡室から「内視鏡のヘルプに来て欲しい」と要請があった。実は金曜日は半年ほど前から内視鏡担当Drが2人しかおらず、なかなか検査件数をこなせない状況があるのだ。

その中で、60歳代男性患者はひどかった。食事がここ数ヶ月摂れなくなって体重減少がひどくついには歩くことも出来なくなり、血清タンパクのアルブミンが90歳の栄養失調患者くらいに低下し、貧血もある。紹介して来たクリニックからは「消化器癌を疑います」とあるくらいだった。CTを見てびっくり。こんな食道みたことないというくらい拡張し、上から下まで食物残渣がいっぱい詰まっている。この人の内視鏡&入院指示に時間が掛かり、おまけにもう一人高齢女性患者の入院があり昼休みもそのまま過ぎていった。内視鏡室スタッフから「あと1件内視鏡を」と言われるも、それだと昼食を摂る時間もなくなるじゃない。

そうこうするうち、スマホに電話が掛かってきた。フサンコ従兄からだった。実は1時間ほど前にも掛かっていたようで留守電も入っていた。出ると「う、うんこが出な〜い、お尻も痛〜い。胃腸科か肛門科に行くべきやろか・・」これに対し「3年前に大腸内視鏡をちゃんとやっていて癌など特別な疾患がないのは確認済みだ。硬い便が直腸に溜まっているだけだからまず心配はないよ」と簡単にアドバイスをした。しかしかなり困っているようで「うーん、それでもうんうん・・」と言うので「すまない、忙しいんで」と電話を切った。ご飯もまだだが、救急車も来るというんだよ。救急は午後は私の担当ではないのだけれど「(担当外科Drが)オリンピックに入るので誰も診るDrがいなくて・・」と急かされてさー。フサンコ画伯には「自分で摘便をすれば効果テキベンだよー」と言うつもりだったがそれも言えずじまいだった。

食事を摂っただけで昼休みは全くなし。そう、食堂に行くと、感染症委員会のスタッフ連中が「ああ、こてる先生、会議にようこそ」と迎えたが、「ああ、今日は出席出来ない」とばっさり。ていうか、毎週食堂でのICT会議のことはすっかり忘れていた。その後に救急車を診たが、案外軽症だったのは良かった。外来をちょこちょことやってまた内視鏡へ。夕方に外科から依頼の下行結腸の全周性癌のステント挿入術を頼まれていたんだ。レントゲン室に移動し30分ほどでまずは順調に終えることが出来た。これでやっと一息やぁ。

内視鏡室に帰ってくると並ぶンDrがまだ大腸内視鏡をやっていた。患者名を確認すれば、私が検査依頼した患者さんだった。本来なら私が検査をすべきなんだろうが、今日の私、本来は内視鏡担当じゃないからねっ。その検査が終わったのが17時半前で、ぴったし終業時間には全てを終えられた。この後病棟に寄って簡単な指示出しでようやく帰宅できる。

明日からまた3連休でほっとする、それだけが楽しみやぁ。帰宅し夕食はウナギの蒲焼き(ふむふむ美味い)で、食べつつ久しぶりにAbemaTVでMリーグ観戦をし、応援をしているチーム雷電の萩原聖人のチャンス手が実らず3位に終わって残念やぁ〜、とまでは覚えているが、後はそのままリモコンを握りしめたまま床寝してしまい、カールによると「リモコン取り上げても起こそうとしてもピクリともしなかった」そーな。いやいやそうだろうて、ハイ。

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