2024年1月17日水曜日

その事故は不幸中の幸いと考えよう

スタッフが昨年末に幾人か辞めた内視鏡室にも新入職の看護師が一人、臨床検査技師から一人新たに加わった。久しき恋Nsとさやどめ技師だ。まだ見習いだが、じきに慣れるはず。恒例の写真を撮って「これからよろしく!」だ。

今日の午後の救急車は交通事故のまだ20歳代の若い女の子で、聞けば見通しのいい道路で運転中、脇の大きなゴミ箱に突っ込んだそうだ。本人曰く「気がついたら目の前から煙が上がっていて・・」と迎えに来た母親の側で涙ぐむ娘。。エアバッグ作動し見た目は特に外傷はない。事故の瞬間を覚えておらず、救急隊員に聞くと「車フロント部分は破損し、ブレーキ痕はなかったです」という。真っ昼間から居眠りするような病態があったのか、まあ単なる居眠りだろうがそこは警察の分野だからこちらからは何も言わない。CTを撮って頭部に問題はなく肘も骨折はなかったし、他人を事故に巻き込まなくて幸いだった。

私もほぼ同じ年頃に同様の交通事故を起こしたからなー。しかし単なる自損事故ではなかったのが痛かった。路上駐車している車にぶつけてしまい。車内にいたおっさんとおばさんが「首が痛い」と言いながら出てきた。「保険に入っているから大丈夫」というそのおっさんに胡散臭いものを感じたが、案の定、その日の夕方、おばさんの兄という男性から自宅に脅しの電話があって「30万払え」と言ってきた。デンコー父の電話を持つ手が震えていたのを思い出す。その男性はヤ〇ザとつながりのある男だった。当然警察に連絡するも直接暴力を振るったり自宅に脅迫に来ないとすぐには手を出せないということだった。また、被害者のおばさん、おじさんはその日おはら祭りで踊った後から入院をした。大した怪我じゃないのは明らかだったが、二人とも3週間の怪我と診断され合計6週間の受傷となり、私は長期免停を食らってしまった。後で、免停講習の際に警察に申し開きと事情を話し、それが認められ、中期免停に減免された。また相手にも本来なら保険の範囲で支払いを済ませられるはずが、何かとうるさく(「あの事故が無ければ海外で事業をやるはずが云々」などと恨みがましいことを言っていた)、父は慰謝料をその人たちに払ったと聞き、悪いことをしたと思った。

♪娘さん、よく聞ーけよー、自損事故はへっちゃらなのよ〜、人をあやめなけりゃよーぉ、どうってことないんだよ〜。

↑のような小唄を歌って上げたかったな〜。今は泣きじゃくっているけれど、後から考えればこのくらいで済んで良し。これから事故を起こさないよう気を付ければいいんだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿