2023年5月26日金曜日

「やっぱりステーキ」はなぜ受けるのか

今、沖縄から全国にステーキチェーン店を広げている「やっぱりステーキ」の義元大蔵社長がテレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で特集されていた。この番組は鹿児島では放送されていないがネットでは見られる。義元社長はカールの従弟で、叔母さんがカールに「TVerで見られるからぜひ見て」とLINEで連絡してきたのだ。TVer→https://tver.jp/lp/episodes/ep83fc4pbg参照。

これまでもいくつかの番組で彼やステーキ店の話題は取り上げられてきたが今回は本格的だった。番組は実質40分以上もあり、勢いのあるステーキ店の現状と社長の生き様が描かれ、結果的には店の宣伝効果にすらなるんじゃないかと思えた。カールは「大ちゃん(義元大蔵氏をカールはそう呼ぶ)があの頃あまりにもアメリカナイズされていてかなり違和感があったが、それがなぜかが番組でよく分かった」という。今から20年くらい前のことだ。そのころはアメリカ帰りで会社に務めて飲食店などのコンサルタント業をやっていたそうだ。番組では触れていなかったがその後自ら飲食店の営業を始め、カールによると「うまく行かなかったところは撤退するのも早かった」そうで、そうした経験が今から8年前に始めた「やっぱりステーキ」の1号店に活かされている。どこも借りないような物件なのに「(逆に)これは行けるのでは?」と思って行動出来たのだと思えた。

私は彼のFacebookも毎日のようにチェックしているが、数年前に入院した時の病気が何かは知らなかった。その辺はカールも知らず「実は癌だった」というのも今回初めて知った。幸い今は大丈夫なようで全国を駆け回っている。彼とは、私がカールと結婚した頃、彼が中高生のころに会っているはずなのだが、私たちが沖縄に出張に行った1993年は彼が長期渡米した時期と重なっていて成長してからは会ったことがない。弟の公ちゃんとは4年前に会っているのだけどねぇ。

一言で言えば「安くて美味しい店には人は集まる」ってことだ。ただそれを実現するためには経験、努力、才覚がないと。そしてこれまでのいくつもの失敗があってこそだと思う。一度も失敗なんてしたくないと考えている人は飲食店のような仕事には向かないはずだ。こう書いてくると、また「やっぱりステーキ」に食べに行きたくなったな。でも、私は鹿児島進出した頃に一度だけしか行ったことがない。今はどうかしらないが1時間も行列で待っての食事だっただけに、また待たされたらと店のある天文館や中央駅まではなかなか脚が向かない。今度沖縄に行った時には24店舗もあるそうだからまた利用しようか、ジュゥ〜。

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