2022年8月9日火曜日

恩知らずなイチョウ

いや〜、コロナで大変だわー。あまり重症化はしないから例え罹ってもそれほど心配しなくていいというのは確かだが、いかんせん感染者が多い。家庭や職場で誰かが罹るとたいてい誰かにうつる。病院も職員や患者の感染で、入院制限がきつくなり、救急患者受け入れが困難になってきた。今日はWoo Know Key医院のカロクラ院長に「いやー、先生のブログを毎日見ています」と持ち上げられてから「実は腹部の炎症がある患者を・・」と言われると、何としても受け入れようとは思うのだが、病院の方針もあり断らざるを得なかった。今回の第7波のピークはまだ見えないが、少し先を行く沖縄は少し減少に転じたとの動きもあり、今月後半から来月にはおとなしくなることを期待したい。

曽於市の小学校のイチョウの木の枝の下敷きになって女性校長先生が亡くなったというニュースには驚いた。こんなの聞いたことがない。校長は同日朝から手押し式の芝刈り機を使って1人で作業をし、午後も作業を続けていたところ、校舎にいた教職員が「ドサッ」という音に気づいて校庭を見ると枝が落下。駆け付けると校長があおむけに倒れ、枝の下敷きになっていたという。落ちた枝は直径30cm、長さ8mもあり、死因は胸部圧迫などによる失血死だという。大イチョウは同校のシンボルでPTAが中心になって約20年前からライトアップをしたり、収穫したギンナンを販売して教材費や地域活動費などに充てたりしてきたというが、このイチョウ、いったいどれだけ恩知らずなんだ?あり得ないよ。
この小学校、児童数はたったの6人で、近年の児童数の減少に伴い、2024年4月には廃校となり末吉小学校に統合されることが決まっているそうだ。イチョウの木は何かしら怒っていたのか。枝もべつに朽ちていたわけでなくギンナンがいっぱい成っていてかなりの重さだったそうだ。落下するにしてもそこに人がいて(しかも校長が)そのタイミングで落ちなくてもよかったのに。地域のシンボルのような木らしいのでもよや伐採することはなかろうが、きちっと管理をして今後このようなことがないようにして欲しい。そして心優しかったであろう校長先生に合掌・・。

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